ここんところ目覚めが良くない。
原因の一つはあきらか。鳩山政権に腹が立つのを通り越して、
背筋が凍る思いを毎日しているから。
最近ではすでにメジャーなメディアでもあれこれ報道されているから言いませんが、
選挙前から危惧を抱いていた私にとっては何をいまさらって感じ。
選挙前に予想していたより数倍も数十倍も酷い。
一番酷いのは外交問題だけど。
首相が脱税していたのに、「納税」すれば許されるって・・・
鳩山事務所に拠出、7億円はどこに消えた? 12月25日3時1分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000030-yom-soci
【以下引用】
5年間に首相と母の資産から鳩山事務所に拠出された資金は総額約11億円に上るが、このうち友愛政経懇話会で使われたのは約3分の1にとどまる。残る7億円余はどこに消えたのか。
捜査はこの部分にも及び、事務所の家賃や秘書の人件費、本人の交際費など、個人の政治活動に充てられていたという。 【引用終】
贈与税6億円を納付手続き=実母からの資金提供-首相 12月27日10時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000011-jij-pol
【以下引用】
鳩山由紀夫首相は27日午前、自らの偽装献金事件をめぐり実母から多額の資金が提供されていたことを受け、贈与税約6億円の納付手続きを取ったことを明らかにした。首相公邸前で記者団の質問に答えた。
首相は「手続きはいたしました。修正ではなく、申告をして納税をした」と説明。記者団が「納税額は6億円か」とただしたのに対し、「大体そのくらいだ」と語った。 【引用終】
そしてこっちはもっとタチが悪そう。。
資金移動 小沢氏側に新生、自由党解党時残金22億円余 12月27日2時30分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000001-maip-pol
【以下引用】
小沢一郎民主党幹事長が過去に率いた2政党「新生党」と「自由党」を解党した際、党に残った資金の大半に当たる計22億円余を、自分の運営する政治団体に移して支配下に置いていたことが分かった。自分の政治活動のほか、親族への支出などにも充てていた。両党の資金には政党交付金など多額の公金が含まれており、こうした資金移動の手法が論議を呼びそうだ。
政治資金収支報告書などによると、小沢氏が代表幹事を務めた新生党は新進党に移行する直前の94年12月、党本部と10支部に残った資金のほとんどに当たる9億2526万円余を、政治団体「改革フォーラム21」に移した。党本部に限ると5億5948万円余のほぼ全額が同フォーラムに移され、この大半は国から支給された「立法事務費」だった。同フォーラムは、東京都千代田区にある小沢氏の個人事務所を所在地とし、小沢氏が実質的に運営している。
また、03年9月には小沢氏が党首だった自由党と民主党の合併に伴い自由党が解党。同党に残った15億5715万円余(うち5億6096万円余は政党交付金)は、所属する議員らの35政治団体に各500万円が分配されたほか、13億6186万円余が同党の政治資金団体だった「改革国民会議」に移された。同会議は自由党解党後に一般の政治団体に変更され、小沢氏による若手政治家の育成事業「小沢一郎政治塾」の運営母体となった。
同会議も所在地を小沢氏の個人事務所に置き、最近5年間は事務所費として毎年1096万~2532万円を計上、政治塾の会場費や講師への謝礼などに2354万~2690万円を支出している。06~07年には農水省OBの小沢氏の義兄に対し「組織維持費」の名目で計495万円の支出もあった。支出額は毎年6066万~8308万円、5年間で3億4556万円余に上る。解党時の残資金を巡っては、政党交付金に限り他団体への寄付を禁じる改正法案が今年、衆院を通過したが、解散で廃案となった。
解党に伴う資金移動について毎日新聞は小沢氏の事務所に説明を求めたが、26日までに回答はなかった。【政治資金問題取材班】 【引用終】
以下、参考まで
2007年5月28日 小沢一郎の隠し資産を追求していた松岡利勝農林水産大臣が首吊り自殺
2009年02月24日 東京地検特捜部に、西松建設を巡る捜査で参考人として、事情を聴かれていた村井仁長野知事の元秘書右近謙一氏が首吊り自殺。
2009年3月1日 細川内閣で小沢氏を追求した共産党吉岡吉典元参院議員がソウルで心臓発作で死亡。
第128回国会 予算委員会 第4号
平成五年十月十二日(火曜日)より抜粋
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/128/1380/12810121380004a.html
『○吉岡吉典君 ゼネコン疑惑について一、二お尋ねします。
ゼネコン汚職の驚くべき実態の徹底解明は今国会の最重要課題の一つであります。その一つとして、岩手県における新生党の小沢一郎議員に関する問題の究明が必要であると思います。
小沢一郎氏は全国の公共工事予算のゼネコンヘの優先配分を取り仕切ってきた国土建設研究会の会長でもありますが、岩手県では、配付した我々の入手資料で一端がわかるように、県内の建設業者のほとんどを網羅した一建会や桐松クラブなど小沢議員を支援する組織がつくられております。これがさきの選挙でもゼネコン二十四社、地元一社による裏選対までつくって、小沢の選挙をやれば仕事がとれると選挙を行いました。まさにゼネコン選挙であります。
総理は政官業の癒着を断ち切ると言いますが、こういう実態をどうお考えになりますか。
○国務大臣(細川護煕君) ゼネコンの問題に関しましては、ただいま司法当局で厳正に捜査が行われていると承知をいたしております。今後ともそのような方針のもとに厳正的確に捜査が継続されるものと確信をいたしております。
○吉岡吉典君 こういう選挙の実態というのは、これは検察任せではいけないと思います。総理の政治的見解をお伺いしたかったんですが、次に移ります。
ゼネコン選挙には公共事業発注という見返りがあるということが問題になっております。一連の今問題になっている事件がそのことを示しております。
岩手県では小沢氏を頂点とする国及び地方の公共工事を取り仕切るための仕組みがつくられており、小沢氏の意向を無視して公共工事の受注ができないようになっていることが我が党の調査で明らかになりました。これはその仕組みの図でございますが、(図表掲示)後からゆっくり見ていただきたいと思いますけれども、この仕組みというのは、ほとんどの公共土木工事が国レベルのものは小沢氏本人、県レベルのものは小沢氏の秘書が取り仕切っていると言われております。こういう状況で、当初予算で千三百六十億円という巨額の胆沢ダム工事をめぐって疑惑が広がっております。本体のダム工事は入札が数年先だというのに、既にその受注者として大手ゼネコンの名前が取りざたされていることであります。
公共工事をめぐるこうした疑惑について、調査し国会に報告することを求めます。建設大臣、総理大臣、責任持って調査し報告していただけますか。
○国務大臣(五十嵐広三君) 先日来の相次ぐ公共工事に関するさまざまな事件は、まことに残念なことであると思う次第であります。いわゆる政官業の癒着というようなものをこの機会にしっかりと改革をしていかなければならぬ、このように思っている次第であります。
既に御承知のように、中央建設業審議会の中に特別委員会を設けまして、先般来、精力的に入札制度等の改善につきましても検討を進めて、年内には結論を得る考え方でいる次第であります。
当面まず改革できるものとして、条件つきではありますが、一般競争入札の試行導入を決めて既に実施していることは御承知のとおりでございます。また、それだけでなくて、いわゆる指名入札に関しましても、いささかも疑惑が持たれることのないようにさまざまな事柄の公表、透明性の確保というようなことにも留意しながら懸命に努力を今いたしているような次第でございます。
一日も早くこれらを明確にして、一方、今回の国会で御審議いただく一連の政治改革とあわせて、公共工事につきましてもしっかり国民の信頼をから得るように、回復できるように努力をいたす所存であります。
○国務大臣(細川護煕君) 今、建設大臣が言われましたとおりでございます。
政治と金にまつわる構造的な問題が一日も早く払拭できますように、政治に対する国民の信頼を取り戻すことができるように、最善を尽くしてまいりたいと思っております。
○吉岡吉典君 私が求めたのは、一般的なゼネコン問題じゃなくて、具体的に疑惑が広がっている胆沢ダムの問題をめぐって、限定してこれについての調査と報告を求めました。
建設大臣、この例について調査をやるかどうか、もう一度答弁願います。
○国務大臣(五十嵐広三君) これはもう個々の事案についてと申しますより、我が国全体の公共工事の執行をめぐる問題として、今まさに大きな国民の批判と、その中における改革の努力が続けられているところでありまして、全体的にしっかりこのようなことのないような努力をいたしてまいりたい、このように存ずる次第でございます。
○吉岡吉典君 今のでは納得できませんけれども、時間がありません。』