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アラフィフ主婦の買い物とつぶやきと

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2011年03月06日
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カテゴリ:本の事
 相変わらずフィクションの小説を読むことに挑戦しています。

 今回は、エッセイは何度か読んだことがあり、とっつきやすそうな林真理子さんの

             


              「下流の宴」なる本を読みました。

 私は最初、この本の実物を一度も見たことがなく、単に「婦人公論」で取り上げられているの
を見て、近所の図書館に「予約」をしたのですが、「本が入ってきました」との
連絡を受け、この本を手渡された時、正直少し後悔しました。

 なぜなら、辞書のように分厚い本だったからです。

「貸し出し期限の2週間で読みきれるだろうか・・。」と不安になったのですが、最初の
2ページを読んだだけで、その不安は吹き飛びました。

              面白い。面白すぎる。

 気がついたら、夕飯の支度の合間に読みふけり、またあるときは就寝時間がずれ込むほどのめりこみ。

 2日で読破しました。林さん、流石です(いや、別に俺に褒められなくてもいいと思うが)

 読む人の年代や立場によって、感情移入してしまう登場人物は大きく異なると思いますが、
私はやはり「48歳、由美子さん」につい肩入れしてしまうのであります。

 「私の4年後の姿が書かれているのではないか」と、思ってしまうくらい泣き笑い

 由美子さんの「未知の世界と接点を持ったとき」の反応がおかしすぎて、なおかつ
非常に共感でき、何度声を出して笑ったことか。

 後半脅威の伸びを見せる「タマちゃん」私の頭の中では「タマちゃん=小森純さん」
の数式が出来上がり。それはそれで想像しやすく、読みやすかったです。

              今度は誰の作家さんの本を読もうかなー。 





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最終更新日  2011年03月06日 13時37分41秒
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