カテゴリ:本の事
相変わらずフィクションの小説を読むことに挑戦しています。
今回は、エッセイは何度か読んだことがあり、とっつきやすそうな林真理子さんの 「下流の宴」なる本を読みました。 私は最初、この本の実物を一度も見たことがなく、単に「婦人公論」で取り上げられているの を見て、近所の図書館に「予約」をしたのですが、「本が入ってきました」との 連絡を受け、この本を手渡された時、正直少し後悔しました。 なぜなら、辞書のように分厚い本だったからです。 「貸し出し期限の2週間で読みきれるだろうか・・。」と不安になったのですが、最初の 2ページを読んだだけで、その不安は吹き飛びました。 面白い。面白すぎる。 気がついたら、夕飯の支度の合間に読みふけり、またあるときは就寝時間がずれ込むほどのめりこみ。 2日で読破しました。林さん、流石です(いや、別に俺に褒められなくてもいいと思うが) 読む人の年代や立場によって、感情移入してしまう登場人物は大きく異なると思いますが、 私はやはり「48歳、由美子さん」につい肩入れしてしまうのであります。 「私の4年後の姿が書かれているのではないか」と、思ってしまうくらい 由美子さんの「未知の世界と接点を持ったとき」の反応がおかしすぎて、なおかつ 非常に共感でき、何度声を出して笑ったことか。 後半脅威の伸びを見せる「タマちゃん」私の頭の中では「タマちゃん=小森純さん」 の数式が出来上がり。それはそれで想像しやすく、読みやすかったです。 今度は誰の作家さんの本を読もうかなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月06日 13時37分41秒
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