アラフィフ主婦の買い物とつぶやきと

　先週の日曜日、家族でホテルのバイキングランチへ行ってきた。


　リコモンテってお店で、土、日、祝日限定のランチバイキング。要予約。

　予約しなきゃならないなんて面倒、って行く前は思ったけど、逆に言えば待たされることなく
食べられるってことで、かえってよかったです。




　　　　　　　　　　　ここで私は、初体験を、する

　以前ブログのネタにした「情報誌の○○を見て、来たんですけど｣の台詞を
お店の人に言い放つ初体験を、するハメに、なる。

　富山には｢富山情報誌｣なるフリーペーパーがあり、そこに「富山情報見た、と言えば
リコモンテのお食事代が一人当たり200円引き｣と書いてあったのだ。

　私の夫は基本けちくさい性根で、この手のサービスは逃さない。無論クーポン券も大好き。

　なのに！しょーもない部分で小心者。肝心のこの台詞が死んでも言えないタイプ。

なので彼は、その引け目（？）を誤魔化すために少々怒った口調で私に「早く例のあの台詞を
お店の人に言って！」と、促す。

　なんだよ。私だってこの台詞言うの初めてなのに。。なんて躊躇してる暇はない。
この台詞を言い損なって200円引きがもし成立しなかったら、私は後々まで
夫に責められるだろう。早々に言わないと。

　なので、席に付く前に、言った。「私たち、富山情報見て、来ました。200円引きに
なるんですよね？」

　給仕の男性は「ええ、勿論でございます、おいでいただきありがとうございます」
と、にっこりおっしゃった。

　ありがとう、給仕の男性。こんな場違いな田舎者の台詞にいやな顔せず、応対してくれて


　お料理はホテルのレストランだけあって、天晴れ！でありました。
特筆すべきは｢デザートの多さ｣と「シェフがその場で調理してくれるふっくらオムライス」

　　　　　　　　　　

　私、ここのところ甘いものをかなり制限していたんだけど、この日はたがが外れたように
甘いものを食べた。「まいっか、たまには｣の範囲を大きく超えるほど、食べた。
　
　そんでもって、ずっとやめていたコーヒーも、3杯も飲んだ。暴飲暴食もいい所。


　食べてる間、ずっと私は「おいしい」を連呼していた。他の家族が少々呆れるほど。

　だってさ（主婦の人なら分かってくれると思うんだけど）毎日自分の作った料理ばかり
食べてる主婦にとって「ひと様が作ってくれる料理」って最高のぜいたく品よね？

　自分で作らなくてよくて、他の人がせっせと作ってくれる料理をただ食べてるだけで
いい、なんて、こんな幸せな時間、そうそうあるもんじゃないのよ。

　普段から人様（あたしね）が作った料理を自動的に食べてる旦那や子供には
この気持ち、理解できないんだろうな。