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カテゴリ:人工肛門
診察室はドクターと看護師と楽楽の3名。
緊張を解きほぐすようにドクターが「よく決断した」と言ってくれる。 緊張しているのか、今日は血圧が高い。 インスリン注射を打つと聞いただけでビビリまくっていた私。 注射の痛みは何歳になっても同じ。こんな理由で1年も先延ばししてきた。 サイレントキラーといわれる糖尿病。物言わぬ殺し屋。 痛みを伴わない糖尿病。 たまたま手にした医療漫画で糖尿の怖さを見てしまってあわてた。 そう、合併症がくせものなのである。 だるい、のどが渇く、放尿時に甘い香りがする。下半身が元気ない。 こんなときは早めにドクターのところへ。 日常生活に支障が無いので怖さを感じないところに問題がある。 さて、診察室ではまず、これから使用する治療器具や、消毒ガーゼや、 使い捨ての注射針などを並べて説明が始まった。 そういえば、直腸がんの手術で、人工肛門になったときも 懇切丁寧に、処置や処理のしかたを教わった。 今でこそ日課となっているが、慣れるまでは失敗の連続で 涙したこともあった。 この日記の最初のころを読んでいただきたい。 インシュリンの注射を自宅で打つ場合は、大きく分けると 打つ前の血糖値を測定するセンサーと、打つ道具と、消毒ガーゼと、 使い捨て針と、医療廃棄物の針を入れておくもの、となる。 ドクターの説明が進む。 楽楽は頭に詰め込むことで必死だ。 、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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