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カテゴリ:人工肛門
256.ピッという音とともに血糖値が液晶画面に表示された。 18時空腹時にこの数値である。高すぎる。 今日からインスリン注射を打ち血糖値を安定させるのであろう。 食生活も変えなくちゃ、とか、少しは歩かなくちゃなんて、考えた。 ドクターに促されながら注射の段取りにはいる。 注射器といっても形は別物。 プラスチック容器に注射量を調整するタイマーみたいな数字が書いた 円盤みたいな、(ちょうど時計の文字盤程度の大きさ)アイボリー色のもので キャップがかぶさっている。 キャップをはずすと針を取り付けるところが出てくる。 打つまでが面倒だ。 使い捨て針を取り出し、本体に取り付ける前に注射器の取り付け場所を消毒綿で消毒。、 使い捨て針を取付け、保護キャップをはずす。 まずその容器を振り、透明の注射器の液体が白濁させる。 文字盤を2目盛分動かし、注射器を人差し指でぽんぽんとたたく。 針を上に向けて空打ちする。注射針からインスリンが少しこぼれて エア抜き終了。ドクターの支持される数字に文字盤をあわせいよいよ注射だ。 自分に打つのはやはり緊張するよねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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