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カテゴリ:人工肛門
今日8日、竣工引き渡しの現場が終わり、どっと疲れが出て車泊はとりやめた。
自宅に着いたら20時半、おなかもすき そろそろ低血糖になりそうだ。 食事の前に入浴し、お膳の前に座り、インシュリンの注射をしようとした。 セット道具を開き、先に使い捨て針をつけたりして、即、注射が出来る体制をとった。 指から血を採ろうとして、消毒用ガーゼの入った袋のチャックを開いた。 なんと1枚も無い。 朝、寝ぼけまなこで打ったときに使ったガーゼが最後だったようだ。 消毒用アルコールが無いかと探すが我が家には無かった。 採血用の指先と注射を打つおなかをなんとしても消毒したい。 早くしないと、と、あせりまくる。 石鹸水でよく洗えばいいかなー、 針を火であぶって消毒しようかなー。 そうだ!アルコールを傷口に吹き付けていた映画のワンシーンを思い出した。 台所で日本酒をさがす。 なんだか、日本酒だと酒臭くなりそうだ。 ビールじゃアルコールの度が少なすぎる。 ワイン、いや梅酒、かたっぱしから味見、これはうそ。 洋画で見たシーンはブランデーだったっけ。 結局ブランデーをブランデーグラスにそそぎ、指先を浸し、採血。 おへその脇をブランデーでふいて消毒。 こんなんでいいのかなー??? 楽楽は一抹の不安をおぼえながらもなんとか儀式を終えた。 部屋にいい香りがただよっている。 老犬が寝たままじっと見ていた。あきれた顔をして! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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