人工肛門にもめげず､ 大腸がんにもめげず!!! 人工肛門生活模様

今日は休日だったんだー。
現場から番頭さんの電話があり、普通の月曜日だと思っていた。
あとで現場に行くよーと電話を切った。
最近、あっという間に1週間が過ぎてしまう。
抱えてる現場が多く、てんてこ舞いしている。

金曜日の夜は、東名高速道路・海老名SA上りにお世話になった。
そう、楽楽の大好きな車泊、車中泊のことである。
ワンボックスカーを改造したキャンピングカーで、後部に4名寝るスペースがある。
車の中は、本やビデオやリフォーム用のカタログ、バック類で下のベットは満杯。
片付けが下手な楽楽の車はいつもこうである。
その日は上のベットに寝ようと決めた。

折りたたみ式のちゃぶ台を出し、蛍光灯を点けて、冷えたビールを飲みながら、読みかけの本をめくる。
楽楽はビジネス書が好きで、マーケテｲングや事業に関する本ばかり
読んでいる。
もちろん小説も読む。本は情報の宝庫である。

マーケテｲング理論も過去の理論にちょっとスパイスをかけて新しく見せているが、読んでいると、ふむふむ、これを応用してみようと、なんだかんだ
仕事の役に立つ。

エンジンは止めているので、さすがに車中があつくなってきた。
扇風機の出番だ。音がちょっとうるさい。
そっとカーテン越しに覗くと、隣にキャンピングカーが止まって
寝仕度している。

しばらくしてコーヒーを買いに出るとエンジンをかけっぱなしで
休んだようだ。とめるのが原則だよ。

カプセルハウスにいるような車内ではあるが、楽楽にとっては大事な車だ。
人工肛門のアクシデントで何度も助けられている。

また、おなかが張って苦しいときは車中でごろごろするとすぐ直る。
もう午前2時。

ひっきりなしにSAに車が入ってきては出て行く。
楽楽の車の周りだけが時間が止まっているようだ。

朝、隣の車はいなかった。名古屋ナンバーだったのでデズニーランドに
でもいったのかもしれない。子連れだったから。

インシュリン注射をしてから朝食を食べた。駐車場は満杯になっていた.
このあと、無事成田空港まで送り届けた。


さて、今から現場にいざ出発。おもては暑そうだ。
職方に冷たいものを差し入れよう。