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カテゴリ:人工肛門
直腸がんを摘出し人工肛門になってすぐに困ったこと。
人工肛門は、人によって違うらしいが、直径35ミリ位で、 お腹の表面から約20ミリほど突き出している腸そのものです。 腸そのものですから、つねに濡れています。色は赤ピンクです。 赤富士のようです。 もちろん括約筋もありませんが、排出物が通るとき以外は、 しまっているようです。 先っぽは腸を裏返しにしておなかに縫い付けているようです。 ですから引っ込んでしまうことはありません。 昔は、かっこよくしようということで、おなかとほぼ平らに 施術されたらしいのですが、事後のメンテナンス時に問題があり 現在は飛び出した形となっているそうです。 ドクターの考え方ですね。 さてこの先っぽから意思に関係なく、排出物が出てきますので (肛門括約筋がないので健康体のように我慢は無理です。) それを受けるというか、直腸のように溜める部分が必要になります。 そこに、人工肛門の人の必需品のパウチという袋をつけるわけです。 前置きが長くなりましたが、この袋を取り付けると、結構出っ張ります。 そうです。ズボンが全然合わなくなってしまいます。 手術前にそれがわかれば、新着しなかったのに。 落ち込んだ気分を変えようと、そして退院したらまたバリバリ 頑張ろう、生きて出てこようと言う願いをこめて 入院前に作っておいた背広2着。 まるっきし使えませんでした。前が閉まりません。 今まで使っていた背広類、ズボン類。全て処分しました。 今では、人工肛門ということを事前にお店の方に話して ズボンをまず合わせてから背広の上着を決めています。 袋の部分が膨らんだりしますからその辺の余裕も 考えておいたほうがよいようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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