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カテゴリ:人工肛門
人工肛門の周りが,かゆくなったり、
かぶれやすくなります。 人工肛門はおへその近くに顔をのぞかせます。 排泄物はパウチというふくろに一時的にためて 適時、トイレにて処理をします。 パウチもワンピース型とツーピース型がありますが、 どちらにしてもおなかに貼り付けておかなければなりません。 常時貼り付けておりますから(取替のとき以外) 皮膚の弱い方や、接着剤の相性が悪いと、 かゆみや、かぶれが起きやすくなるわけです。 ワンピース型のほうが接着剤の強度が少ないので かゆみ、かぶれは軽減されます。 もちろん接着剤には皮膚の保護薬品が含まれておりますので ツーピース型を使用する際に、人工肛門の直径に合わせ ほぼ丸くドーナツ状にくりぬいて、そのドーナツ部分が パウチの台紙となり、パウチの脱着が簡単になります。 しかし、台紙は4~5日貼り付け状態になりますので 全交換の時以外は、皮膚を空気に触れさせられません。 楽楽はツーピース型を使用しております。 ご丁寧に、その台紙が外れたり、浮いたりしないよう ばんそうこう型のテープでさらに貼り付けておくものですから それにやられて、かゆくなり、かきむしったりして 台紙回りによく引っかき傷をつけます。 そんなときに、先ほどのくりぬいた不要の部分を傷口に 貼っておくと皮膚保護薬品の関係で直りが早くなります。 皮膚に異常を感じたらストマー外来に早めに見せてください。 ひどくなるとパウチがはれなくなって大変です。 退院後慣れてくると皮膚を常に監視するようになります。 では今日はこの辺で。 洗腸されている方はこの限りではありませんので念のため。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.09 01:01:08
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