☆猫の南風だより☆

もうすぐ赤ちゃんが生まれる。

そのことはおはるちゃんももうよぉくわかっているようで、
私の大きくなったお腹を見ては、

「ママ、あかちゃんいる？」

と聞いてきて、おへそから覗いては（おへそから顔が見えているのかも？！そういう子が居るらしいんだけど、おはるちゃんもそうかも！）

「あ！あかちゃんわらってる！ぴこん、ってうごいてるよ！」

と言っておなかに頬ずり（笑）



ちょっと自分に意見が通らないとグズることも増えてきました。
小さいからどんな感情、って説明なんてできないだろうけど、
今たぶんかなり不安定なんだと思う。

時々抱っこされるのも遠慮がちだし、私に向かって走って突進してくるのも、
全力で、じゃなくって
ちょっと勢いをセーブしてる感じ。
それでもおはるちゃんなりに、精一杯の我慢と、愛情表現をしてくれていると私は思う。


そんな中での、昨日の会話。


「おはるちゃん、赤ちゃん今日も笑ってる？？」

「うん。キャキャキャっていってるよ。ニコニコわらってるよ～」

「おはるちゃん、赤ちゃんに会いたいね。」

「うん。あかちゃんもは～ちゃんにあいた～～～い♪っていってるよ」

「そっか～！赤ちゃん出てきたら、おはるちゃんは何て言ってあげるの？」

「ありがとうね、っていってあげるの」


モジモジして、はにかんで笑いながら、おはるちゃんは言いました。
で、ママの太ももにがっちり抱きついてきました。

・・・涙腺がじわぁぁぁ。



すごいなぁ。
まだ小さいのに。
子どもって、こんな気持ちを持ってるんだ。


「ありがとうね、っていってあげるの」


・・・・・。
この言葉がしばらく頭の中にこだましていました。



もう性別なんてどっちだっていいや！
おはるちゃんと仲良くしていてくれれば。

私は、お腹のこの子を元気に産むこと。
いまはそれだけを考えよう。

出産は痛いとか怖いとか、まあ一度経験してるけれど、
そんな負の感情って、
いまは不思議なくらい感じません。
（というか感じている時間がありませ～～ん）

いざ本番でその痛みに飲まれそうになるんだけど（笑）
そのときはそれでいいや。闘ってやろうじゃないの。
そんなふうに思います。


最近私のまわりに妊娠・出産の報告が多くて、
そのたびにおはるちゃんにも

「ママのお友達の○○ちゃんに、赤ちゃんが生まれたんだって！」

と説明すると、

「ふわぁ～～～、あかちゃん！？は～ちゃんもだっこしたい！」

テレビにちっちゃい赤ちゃんが映ると、

「ママ！あかちゃん！！ちっちゃいよ～～みて！！！」

と大はしゃぎ。
うれしそう。



赤ちゃんに会えるの、楽しみだね、おはるちゃん♪