☆猫の南風だより☆

[詩・小説・想い事。] カテゴリの記事

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  夜の遊泳

  さあ、今だ！泳ぎ出せ！空の明かりが灯ったらぐんぐん　ぐんぐん海原をアーチを描いて月光浴儚く透明な命まだ見えない未来折り重なる不安の色だけどいいんだ、もう。今日はみんなと一緒。だから心配いらない月が出たらお祭り騒ぎ。淡い光がこの体を照らす月は僕達に強い力をくれるって本当？キラキラ光ってユラユラ揺れてきれいだねたのしいね。この夜は終わらない朝が来たって終わらない終わらせない限りずっと続いていくんだ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ただただスケッチブック一面に、絵の具を塗ったくりたい衝動にかられ、１２色の水彩絵の具を買ってきました。（なんて理由だ･･･）星空と海と月？それだけで終わり？っていうのも寂しい気がしたので、そこまで描いて、小休止。次に思い立ったときには、黒の世界で、イルカたちが泳ぎだした。なんて楽しいんだろう。私もこの中の一員になったような気持ちで、描きました。昨日の絵とは、全く逆の画法。真っ黒いキャンバスに、クレヨンの線。白がいちばん活きるのは、やっぱり黒と一緒のときかもしれない。でもこれ、ただの黒じゃないんです。ほんのり、青と藍色も混ぜてみました。

  2005.06.08

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  静寂の誓い

  大地を這うように水に体を委ねるようにただ進めこれから向かうべき場所は知ってるだけどここは空と同じ僕は今日も自由だ息を吸い込めば全てが血となり肉となり僕をどこまでも走らせるだろうはじまりのときすぐそこまで来てる心音が静かな海の果てまで響いていくほんの少し夢見がちな終わらせたくない日々の中僕を包む温度が少しずつ変わっていく知っているさそっと閉じてしまいたい世界に揺れながら光差す太陽は生まれる前から僕を見ているこの体は止まることを知らないみたいだだから決してやめないこの歩みを。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊これまた古い絵を持ち出してきました･･･。かいたのは３年くらい前。普通に描いたエンピツ画が気に入らなくて、色を重ねたけどそれでも気に入らなくて、黒で塗りつぶしてみた。まだ納得がいかなくて、ちょっと爪で引っかいてみたら、虹色が顔を出した。そこからはじまった絵です。つまようじ一本でカリカリカリカリと、描き終ってふとアタマをあげたら、外は薄暗くなっていて、３時間もすぎていた（笑）絵に没頭するなんて、中学時代以来でした。

  2005.06.07

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  雨の花

  この星が雨に打たれるとき大地に耳をつけて雨音を聴くでしょう倒れたままで打たれながら涙すればいい傘なんかいらないの 花が散るときも枯葉が落ちるときも私は最後までじっと見届けるの手を差し伸べたりしないもしも私の旅立ちの時を知っても見送りになんて来ないでねこのまま行かせてあなたは明日へ向かう足音自分のためだけに聴いていつも確かめていてあの日信じた月の道待っているものはあなたと繋がること知っているけれどああ南から雨が来るそろそろひとり泣く頃よ。今は私に気づかないで。傘を差し出すあなたの手きっと払いのけてしまうから。それでも大丈夫いつかまた会いに来るから。

  2005.06.02

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• ダラダラ思考回路。

  今日はダラダラな１日でした･･･。やっとの思いで転職を決めた旦那、最近は今現在の会社に対してちょっとヤケクソ気味で（そりゃもーヒドイ会社ですから･･･）「残りの有給全部使って、今しか出来ないことやるぞ！」と言っています。ハハハハ！潔い･･･。「反社会人的」とも言う？（笑）まぁいいんじゃないかな、と思います。普段やることはきっちりやってるんだし、私が口を挟むことはもうないだろうと思うので、引越しまでにちょこちょこと、出来ることを一緒にやったり、出かけたいところに行ったり。第一、これからの大変な日々で潰れないためには必要な時間なんだと思って、私も思いっきり一緒に過ごしています。だいぶ、元気を取り戻したようでよかった。この前の飲み会（5月28日日記参照）もすごく楽しかったみたいだし。私もあの日みんなに会えてすごく嬉しかった。いい方向に向かっている。そんな気がします。「人生で、無駄なことなんて1つもないんだよ」と言う父の言葉を思い出しました。「あんなことしなきゃよかった」とか、「あの出来事さえなければ･･」とか、後悔したり、迷ったりするのが私は大嫌いです。あと、そのことで誰かをずっと恨んだり、憎んだりということが、時間の無駄のように思えて。腹がたったり、落ち込むこともあるけれど、それは誰のせいでもない。そして必ずしも、自分のせいではない。全ては起こるべくして起こること。だから毅然としていたい。とにかく、いつも「ここにいるということに、意味があるんだ」と、何でもいいから理由を探すようにしていないと。自分をニュートラルに保っていけない気がします。「大事なもの、守りたいものさえ自分から手放さなければ、あとはなんとかなる。」これは、結婚してから気づいたことです。ダラダラ過ごしたようで、実はこんなことを考えていた1日でした。しかし本当にいい天気だった。焼肉ランチ食べて、日の高いうちから銭湯（温泉）でサウナ。本当に優雅な1日でした～。

  2005.05.31

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• 私が、歌う人になるまで。

  最近あとからあとから言葉が溢れてきて止まりません。作曲はからきしダメだけど、もし曲をつけるとしたら私は、音より言葉が先の人間です。言葉はあるのに、自分の力じゃ音にならない。音があったら、もっと気持ちが前に出る気がする。自分で音を探したけど、ダメだったなぁ。誰か私の言葉を、音で包んでくれないかなぁ。前は、そんな仲間がいたけど、今はもう居ません。理由は言えないけど、深刻な事件があって、バラバラになってしまったから。それから私の言葉たちは行き場を失って、どこに向かったらいいのかわからなくて、停滞してる。なのに新しい言葉が今もどんどん出てくる。あー！！ライブやりたい！！（笑）あの、リハーサルのときからワクワクする感じがたまらないです。ずっと音楽には関わってきました。小さい頃からピアノ、エレクトーン、吹奏楽、キーボード、ドラム、そしてボーカル。歌うのは特別好きで、カラオケじゃ物足りなくて、ボーカリストで学園祭デビューをしたのが、大学３年の時。立ち見のお客さんまで来てくれてびっくりした。ライブ経験は、キーボード、ドラム、ボーカリスト、ゴスペル（聖歌隊）の経験を通算すると、20回以上。ＭＣがうまいわけじゃない。緊張屋だし（笑）ライブパフォーマンスなんて苦手なくらい。だけど歌うのが、純粋に好きです。ライブ、やりたいなぁ。なんて想う今日この頃です。誰か、拾ってください･･･（爆笑）

  2005.05.26

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• ひとり語り。

  捨てたいもの切り刻んで捨てて、捨てたくないものきつく身体に縛りつけた。残ったものは、もう離さない。1人でいたい。だけどホントは、誰かといたい。誰かと歌いたい。うたいたい。1人じゃコーラスにならない。自分を出したい？そうじゃなくて、きっと、閉じ込めた自分に気づいてほしい。何も言わなくても。この扉蹴り上げて、迎えにきてほしいんだ。この言葉、本当に伝えたいのかもわからずに。ねえ、手を伸ばしてもいい？私はただ、いろんな音をちりばめて、冷たい床の上で、あなたを想う。あなたは、こんな私を見たら、何を想う？次はどこ行くの？明日は何があるの？これはどこにつながる道？一緒に唄って。あなたと、話がしたい。

  2005.05.25

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  風の丘で

  頬にあたる風気持ちいいね。体温を奪っていくだけだと想っていたけど、本当は、花の匂いや、土の湿り気、草の揺れる音や、遠い街の潮の香りも、運んでくれるんだね。あったかい。 目を閉じたら立ったままでも寝ちゃいそうだ。今日はこれから何しよう？花を少しだけ摘んで耳飾りにしようか。ひこうきぐもを追いかけようか。てんとう虫が飛び立つまでうんと気長に待ってみようか。僕達は、自由に駆けまわろう。風にまかせて、どこまでも行けるよ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

  2005.05.20

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  月の道。

  月明かりが示す道を歩いていこう。こんなにやさしい光が舞い降りる星だものひとりきりのはずはない。この道の終わりに待っているものが私をやわらかく包むって信じて歩いて行くよ。裸足に赤いマニキュア。花で編んだアンクレット。バスケットの中に猫も連れて。ほら、見てごらん。今日は満月。月明かりの下で、クジラのダンスが見れるといいな。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊やっぱり私はお調子者～（笑）今日も描いてしまいました～。いやーだって楽しいんですもの！！自己満足、自己満足。わかってますって（笑）クレヨンって、塗りこんでいくと油絵みたいになるんですね。光のバランスが難しくって･･･。最初は昼間の景色だったんですが、全体に群青色を塗り重ねて、下の色が見えるように削ってみました。お目汚し、失礼しましたー！！

  2005.05.18

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  心の故郷？？

  《蒼の海に抱かれて》生まれて初めて呼吸をしたようなそんな気持ちになって心の眼が　目覚めた。全身を水に浸して私の息で創られた気泡を握りつぶした。ここに居ても、いいの？簡単に消えてしまうちっぽけな命なのに？波は只、唄うだけだった。その唄はやさしくて、やさしくて。目を閉じると、雫がひとつ、海に流れて溶けて蒼の海のかけらになった。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊晴れの空を見上げていたら気持ちがよくなって、そうだ！久々に絵を描こう！と思い立ちました。（普通晴れてて気持ちがよかったら外に出るだろ･･･ってツッコミが入りそうですな･･･（汗））画材は、クレヨン。これ以上大きくすると、とんでもない絵だということがバレてしまいますので、この大きさで･･･。いつも私の心のなかにある風景です。立体感がないのは、私の画力がないためです（汗）ホントはもっともっとキレイなはずなんだけどなぁ･･･

  2005.05.17

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  遠い島の記憶。

  《白い坂道》海に続く坂道自転車でぐんぐん漕いでいくあさぎ色の空の下に眩しく広がる珊瑚礁目指して風は夏の匂いまるで終わりを知らないブーゲンビリアと白い道南の風に揺れてるもう　すぐそこで波の音が聴こえる照り返す砂浜できっと裸足で踊るんだ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊たまにはこんな詩を♪ずいぶん前からある詩です。私の中で、ツツジの花の色がブーゲンビリアに見えたら、「あ、かなりヤバイな」ということで沖縄旅行の計画を立てます（笑）まだ大丈夫、大丈夫･･･！！！･･･？？？

  2005.05.12

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• ｃａｌｌｉｎｇ！

  これが私の本当の気持ちだな、って思った。calling↑お時間ある方、英語の辞書で意味を調べてみてください。同じ題名の詩、フリーページに綴りました。どうか読んでください。私にはまだ、ここでやることが、たくさんあるみたいです。そして、単純にそこに会いたくてたまらない人達がいるから。

  2005.04.22

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• 私の詩について。

  だんだん増えてきましたでしょ？？（笑）このＨＰでは、詩に２つのカテゴリーがあります。ひとつは、「心の唄」と題し、思いついた、心のままの言葉を書き綴っています。もうひとつは「100th　WISH」。これは私が昔から持っている詩たちです。変化を辿っていくと、個人的にはなかなかおもしろいです。心に響くものがあったら、日記や掲示板に足跡を残してくださると、管理人は大喜びです！小躍りしちゃいます♪どうぞよろしくお願いします。なんて、ちょこっと宣伝してみたりして！フリーページにたくさん、置いてますのでよろしく～★

  2005.04.05

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• 詩集！！！どんどん増える予定。

  ついにＵＰし始めました！！今まで、未発表だったものも、そうでないものも。載せていくつもりです。全部で、100編。ＵＰが終了するのはいつのことやら。いつか本にならないかなぁ（無謀･･･）だれか、私を拾ってくださいまし～（密かに切実）！！！！！

  2005.03.17

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• 詩集ができちゃったよ（笑）

  以前持っていたＨＰをほったらかしにしておいたら、ついに「データを消去しますが･･･」という通告メールが来ました～。や、やばい。そう思って、そこに書き溜めていた詩を、パソコンのドキュメントにお引越しさせました。なんと全部で１３５編！！自分でもビックリしました。もう、なんとかすれば詩集になるかも（駄作ばかりですが･･･自己満足。）結婚前に書き溜めたものです。いやーなつかしい。そのうち少しずつ紹介していけたらと思います！

  2005.03.08

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• いくつかの詩をＵＰしました。

  今日は自分の「表現方法」について。実はけっこう前から詩を書いて溜め込んでいます。もとはバンドのボーカルだったということもあり（でもそれより前からずっと書いてた）、唄や詩に載せて、言葉で自分のことを表現するのには慣れています。今は会社でも、隔週で発行する事務局便りのコラム欄を書いていたり。友人の何人かとは手紙でやりとりしていて、中にはもう12年近く文通もしている子もいます。こんな具合に、書くことが好きなんですよ。ちょっとした空き時間に、紙とペンがないと落ち着かないような女です（笑）詩の書き方としては、題名（テーマ）より言葉が先。思いつきで浮かんだ言葉をひとこと書いてみて、そこから広がる詩があれば一気に書き上げて、それにふさわしい題名をつける。でも結局その最初の「ひとこと」で止まってしまって「ダメだー浮かばない」で終わるときもある。それはつまり失敗に終わってしまうのだけど･･･。私の場合は、実体験がないと、書けません。よくステキな物語のような詩を書ける方を見かけると、うらやましくてたまらないのですが、私にはどうやらそっちは向いていないよう。一時期、本当に一行も詩が書けなくなったことがある。なんでかな？って考えたら、１．必死で良い言葉だけを繋ごうとしていた。２．いつか、誰かに見せるためだけに書いていた。３．変にポジティブで、やたらと人に語りかけるような「いい子ちゃん」な詩だった。多分この３つが原因だったように思います。でもまた書けるようになったのは、あるアーティストに出会ってから。彼女の詩を読んで、びっくりした。この人は憎しみも、悲しみも、悔しさも、儚さも、狂気も、甘さも表現してる。なんで？なんでこんなことができるのか？しかも、その詩の世界が果てしなく「美しい」ことに気づいた。きっとそれは、そこに「嘘」がないから。まっすぐだ、ということは飾らないということ。そうなるまでに、この人はどんな人生を歩んできたんだろう？と、読み手に思わせるほどの力。すごいと思った。このアーティストは、Cocco。詩の美しさの地下水脈には、「童話」に通ずる「コワかわいさ」とでも言おうか。そういうものが常に流れていると思う。でも決して、甘ったるい空想や子どもだましではなく、確実に、そこに等身大の彼女の「想い」が、痛いくらいに溢れている。実際に何が起こったのかなんてわからない。ただその痛みや、憎しみ、嬉しさ、愛しさの「エッセンス」だけはしっかりと伝わってきて、私の中にあるものと心地よく共鳴する。彼女の実体験から生み出された唄であることは、説明がなくてもよくわかる。読んでいてこんなに心地よい詩はないし、唄を聴いて、本気で涙するのも初めてのことだった。恐ろしさと美しさ、あるいは憎しみと愛情は紙一重だと、本当に思った。とんでもなく美しい絵を描く画家の一生が、実は壮絶で悲惨なものだった、という話は何度となく、目にしたり、耳にしてきた。そのことにも、今なら充分に納得できる。美しさ、眩しさの影に、実際どれだけのものが潜んでいるのだろう。こんな世界に魅かれ、私は、詩だけではなく、ファンタジー小説（童話）を書いてみたいと思うようになった。それはただ今修行中ですが･･･。まずは詩から。このＨＰに少しずつＵＰし始めました。ぜひ読んでみてください。

  2005.03.06

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