お墓参りに
今日は、母のお墓参りに行ってきた。母の祥月命日は5月26日。ちょっと早いが、仕事の予定が雨で流れた牧場主が運転して行ってくれるというので、急きょ出かけた。つい一か月くらい前までは、「春は来るんだろうか?」と思うほど寒い日が続いていたが、草花はちゃんと咲く時期を分かっているかのように、大急ぎで花開いていた。緑も鮮やかで美しい。ただ、県南のほうも田植えはけっこう遅れているようだ。例年なら連休あたりには、ほとんどのところで終わっているが、今盛んに植えられている。法要の時間に早かったので、お墓を通り越して少し行ってみた。山あいの小さな集落を抜けて、いきなり道幅が狭くなる。そのまま古くからの商店街に出た。蔵がそのまま店構えになって残っていたり、レトロな街灯が立っていたり。いつもと違う景色を見るって、楽しい。商店街のつきあたりでUターンして、お墓に向かう。お経をあげていただいて、焼香し、お墓に手を合わせる。「元気になってきたから、これからまだまだ走っていくから、見ててね」母に話しかけ、帰ってきた。途中の産直でお花を買って、ミルクとりんごのミックスソフトを食べて。お墓参りを口実に、気晴らししているかのような私。さてまた、明日からがんばろう。