帰り道、寄り添う背中
今日は岩手に初夏を告げる鈴の音が聴こえる日チャグチャグ馬ッコです。牧草の収穫も終わったので、今年は見られるかな・・・と思っていましたが所用で叶わず。やっと見られたのは、長道中を終えてトラックの荷台で揺られながら帰る、親子の馬の後姿「お母さん、僕ね今日ちゃんと歩いたよ。」「そうね、えらかったね。帰ったらおいしいごはん食べようね。」なんて声が聞こえてきそうな、ふたつの背中。ときおり子馬を見て、頭を寄せる母馬。そして母馬に寄りかかるようにしている子馬。数台後ろからその姿を追いかけながら「おつかれさんだったね」とつぶやいた。・・・というわけで写真も満足に撮れなかったので、馬ッコたちの艶姿はこちらをご覧ください。親子の愛情とはいいもんですね。無条件に笑顔になれるひとがいて、無償の愛情をそそぐ対象がいる。守りたい・・・と思うひとがいる。馬でも牛でも、犬も猫も、そして人間も。生まれてくること絆をつなぐことその意味の大きさに、最近ほんとうにいろんなことを考えさせられ気づかされています。今日車のなかから見た疲れをまといながらも、お互いを労わるような寄り添う背中は私の心をじんわりとあったかくしてくれました。途中ちょっと雨も降ったりしたけどお蒼前さま、今年も沢山の馬たちを見守ってくださってありがとうございました