夕方台所でご飯の用意をしてたらパパが帰ってきて、
「ついに来たよ。最後の船便。」って一言。

私の足元で遊んでたスケは、え～！って
飛び起きて、「ふなびん～っ♪ふなびん～っ♪」って興奮して台所で踊り始めた。

大事なミニカー一式他、船便最後のひと箱のほとんどはスケのおもちゃ。

すっごく楽しみにしてたもんね～。

楽しかったのが、
パパと二人で車から降ろして、えいしょえいしょって運んできたら、
それを見かけた上の階に住んでる５歳のUちゃん、
運んでる私達の後について我が家のほうまで降りてきて、
荷物を運び込んだ窓からじーーーっと家の中に興味津々。
おっきな箱からどんどんおもちゃがでてくるんだもんねー。おもしろいかも。
スケはいつもは照れちゃうことが多いのに、興奮に任せて
ガラス越しにUちゃんにウハウハ言ったりして。

スケは一番の目当ての車一式や立体駐車場がでてくると、パパと一緒に飛び跳ねながら
遊びの部屋に消えていった。

残されたのは私とUちゃん。。
もう半身家の中に入り込んだ状態で荷物を出す私の手元を見てるし。
なんか…もう夕飯の時間だし、本当はもう箱から出すより置いときたかったんだけど、
期待のまなざしが熱くて、ドイツ語でぼそぼそ会話交わしつつ、
３０ｋｇキッチリ詰めた大箱の中身を机の上に山にして出した。
結局Uちゃんは全部出し終わるまで齧り付きで見届けて、
満足したように、帰っていった。