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May 12, 2010
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日本でスケを小学校に入学させてみて、
ドイツでの小学生保護者生活に比べて一番大変といえば・・・PTAかも。
(今日は後半愚痴含んでます。。すみません。)

ドイツでのPTAには参加していないので、正直よく分からないんだけど、
F?rdervereinが多分PTAに当たる?
入学日の学校中庭でのちょっとしたパーティーの
保護者もちよりのケーキビュッフェで売り子をしていたり、
資金源としてのTシャツなどを売っていたのがF?rdervereinの人らしかった。
そこに、ご自由に、と、おいてあったパンフを手にとって、入ったほうがいいかなぁ、、
とママ友パパ友何人かに聞いてみたけど、
「ちびスケも小さいし、いいんじゃない?無理してやるもんじゃないよ。」って
結構引き止める方が多くて、あなたは入る?って聞いても、考えとく、
とか、入らない、という人が多くて、ふ~ん??と思ったまま入らず。特に勧誘もなく。
それから半年間の小学校生活でもそんなにF?rdervereinの人の活躍している様子は
みなかった。
あ、秋のLaternenFest(提灯祭り。提灯をもって暗闇を行進する。)で、
パンや飲み物を売り子していたのがF?rdervereinの人っぽかったかな。
でも、そのパン(その伝統行事のための特別なレーズンパン)も、
クラスでレシピを配られていて、
保護者で焼ける人は持ってきてって感じの持ちよりだったから、
子供のほっとドリンクKinderpunschを作るのと売り子の仕事くらいかな。
他にもあるのかもしれないけど、私から見えたのはこんな感じ。

さて日本。
昨年帰国直後入学式会場で、早速PTA入会申請書を書いてくださ~いと配られた。
入るかどうかの選択の余地なし。義務的に入会。
初めての保護者会で各種委員や役員を決めるんだけど、
まず各種委員の希望者を募りはじめると、皆がどんどん手を挙げるので驚いた。
スケの小学校では、年々希望者が足りなくなって、数年前から、
負担と責任にしたがって各役割にいポイントをつけて、
卒業までに6ポイント集めないといけないポイント制を導入。
で、どうも、もう上に兄弟がいるor在校ママ友から情報を得ている人は、
どんな役が簡単か知っていて、そういう役は争奪戦らしい。
去年はその光景をみて直感的に手を上げじゃんけんに勝ち抜いた
夏祭り委員になって、今思えばラッキーだった。
夏祭りの前後は忙しかったけど、短期で終わって、一点ゲット。
これは一番人気だったようで、他委員は通年仕事があってもうちょっと大変そう。
そんな様子なので、各種委員に比べて負担の多い役員の人気は当然ない。
なので役員決め前に前任者がいろんな人を口説いて、ある程度決めてあるらしいけど…。
前年度最終保護者会、今年の役員決めでは、最後の役員一人にどうにも希望者がでなく、
結局くじ引き。約50分の一の当たりを引いて役員になってしまって私、呆然。。

その集まりが終わった後の、クラスの他ママの皆さんがとっても優しくて、
おかしいくらいだった。
口を利いたことのないママさんとかも話しかけてくれたり。。。
人身御供か…。

そしてなった、PTA役員、
これがなってみると、誰かがそんなことしてるってこれまで気にもしなかった世界。
まずPTA総会計画からセッティング(こういう会のたび保護者にお茶、時にはお菓子を用意!)、新任離任先生方の歓送迎会(会場食べ物飲み物プレゼント用意)、実行委員会、
先週は地域の町内会の偉い方々を招いて懇親会・接待(食べ物飲み物酒用意で夕方~夜まで)…。

今は運動会のPTA種目準備で、今日午後には校庭に集まって、
ムカデ競争・足下駄の試作品テストおよび話し合い。
運動会後も、夏祭り準備、夏休み中の各種イベント(花火教室・自転車教室・ラジオ体操etc…)準備…(2学期~もいろいろ)と続いていく。

毎年各クラス一人なので、すべての母親への負担じゃないけど、
正直、たいへんすぎる~~~!!
まぁ今では、
今年1回やればスケについてはもう来ない・拒否できる(←確実じゃないらしいけど)
可能性が高いし、一気に4ポイントゲット!
と、気持ち的にはかなり回復し、やるなら楽しもう、という気持ちになっているけど、
決まった当初は頭では前向きに、と思いながらもブルーだった。

できればちびスケ一人で留守番させらる位にやりたかったというのもあった。
子供の親の集まりなのに、子供同伴不可って機会も多く、
実際ちびスケにはストレスを、周りには迷惑をかけ気味。

集まっている人には、幸い感じのいい方やいい刺激を受ける方も多く、
仕事自体もきっとやりがいを感じるんだろうな、と
現実的負担を除けば今のところプラスポイントが増えつつあるスタートだけどさ。
その点はホント感謝、感謝。ラッキー、ラッキーだ。

ただ、実際、誰かがここまでの負担を負いながら機能しているシステムと、
そういう環境の中で、ものすごく頑張っている人がいて、
「あの人があんなに苦労している、無理してでもやっているのをみて、私もやらなきゃ、と○○した・・・」「私なんて~で~って大変な状況だったけど役員やったよ!」(というような台詞を着任後の役員同士の雑談で聞いた。)っていう
無理の連鎖だったり無理の美徳?という雰囲気に、
なんだか違和感というか不自然さを感じた。
もちろん、誰かがやらなきゃいけないことは実際あって、
現システムではすんごくそういう人たちに支えられて、感謝すべきだし、
無理してやってる風にいいながらもその人たちもそこにやりがいを感じながら
やってる面もあるだろうし、それはそれでいいんだろうけど。
うーん、うまく表現できないけど。。

ともかく…、どっぷりとつかる機会を得て、
良し悪し云々はおいておいても
(ドイツでもどっぷりつかればいろいろあるかもだしね。。)、
日本的!と感じたスタートだった。












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Last updated  May 12, 2010 10:08:21 PM
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