例えば、性の場合。ザ・セカンド
兎に角、佐賀県民の血税を私が無駄に使って、佐賀をぐるぐる回るのシリーズなのである。結果的に、佐賀には、ガソリン代を含めて5,500円も落としていったの心なのである。 例えば、唐津市肥前町の場合 「鶴の岩屋」探したよ、君、なかなかどこか分からないんだよ。最近、ここ、2,3年で市町村の統廃合が目まぐるしく、住所が結構変わってるんだよね。というか、もともと、何番地かも分からなかったんだけどね。そんな訳で、やっと看板を発見して、ほんのここから100メートルっていうからさ、歩いていったらさ、直登。汗をフキフキ、観光客は、蝉のみ。というか、迎えてくれる方もいないね。無人。無人といっても、お寺ではないが、何か、人の家に入っていかないといけないんだよ。何か泥棒気分になりながらも、「ご自由にお入りください」って書いてることに、100倍の勇気を得た訳さ。何の100倍かは聞かないで。というか、岩肌に建物が、ピタット引っ付いているわけで、無理やり、後で作ったなという感じなのが愛嬌だ。愛だ。そして、出られるときはスイッチを切ってくださいと書かれている、スイッチを入れて中に入ると、岩に張り付きまくった仏陀の連続に、ちょっとだけチビルのであった。100メートル登ったスポーツ汗は冷や汗に変わり、順調に脂汗に変更されるのであった。置いてあったスリッパの足の裏の感触も同時に気色悪いのである。まあ、そんな訳で、こんな山奥に、一人密教した私は、益々、放尿の達人気分で次に急ぐのであった。さて、次へGOGO例えば、佐賀市大和町の場合 「止日女神社」地元では、よどひめさまといって親しまれているとのおとであるが、それはそれは、参拝客で賑わっており、私以外には、ベンチで将棋を指す敬虔な浮浪者2人組ぐらいである。目的は、こいつである。金精石。略して言うと、弾痕である。弾痕がいっぱいあると思ったのであるが、これだけであった。男女の営み、ではなく、石棒。祭神の與止日女命がこの石に触れて子宝を願ったところ健やかな赤ん坊が生まれたといういわれがあり、性神・生産神・塞の神として信仰されたと説明書きされているが、これだけのために、ここに寄ったのかと思うと、少し空しい気分にはなる。木に巨大なコブができているのを確認して、1キロ程度車で移動するのである。例えば、同じく佐賀市大和町の場合 「巨石パーク」山ひとつが、巨大なテーマパークであり、この山に何百人という観光客が来ているのではないかと思いながら、すれ違いもできないような山道を上がっていく。頼むから対向車は来ないでくれと願う。遂に、駐車場に着くと、そこには、車が何と約1台止まっており、事務所のようなところからおっさんが出てきた。おっさんの車としかいいようがないのである。おっさんは妙なことをいう。「本当に行くの?駐車場代300円ね。5時までだから、それまでに戻ってこれるかな?」「飛ばして歩きますから」「そうすれば、1時間ぐらいで戻ってこれるかな。ほんとにいくの?」と何故か不気味な言葉を残しながら、地図をくれた。山に入って、急いで登ると、夏だと言うのに、大量の汗が出てきて、シブイTシャツの色が変わってしまう。この山に、私と蝉軍団しかいないと思いきや、そうではなかった。熊蜂もいるようだが、それ以上に、蚊軍団がいて、私を包むのである。もはや、巨石見物どころではない、手で常に振り払いながら、もう帰りたい病になり、泣きたい病になった。汗は、いつしか、諦めの涙に変わっていくことであろう。260メートルの山の上にある巨石なんかもうどうでもいいよ、この蚊とこの汗をなんとかしてくれという祈りに変わる。これは、女陰石か。・・・これがメインの石ということだが(全部で17石)、明治時代の中頃まで、與止日女神社の上宮として毎年11月20日に祭りが行なわれていたそうでで、女神石と男神石という2体の岩石からなる重岩なのだが、もうどうでもいいのであった。30分で退散。まさしく、古代のロマンであった。 さて、次へGOGO。じゃね、ザ・サードを待て!(誰も期待してない・・・が、今度こそ、本当の性をお見せします!)