現代的な先生からの注意事項
原書 これらに当てはまっていても、それが本人のだらしなさ由来ではなく 他の子からのいじめによるものである場合がある。それをやっているのが 本人かそれとも他の子であるかという点には留意してほしい。ということである。先生の金言でもある。 1)筆箱の中身は揃っているか、ちゃんと削ってあるか、長さは適当か。 ボクは、自慢ですが、小学校6年間ずっと、象が踏んでも壊れない筆箱 だったので、友達や、自分でも何度も踏んでは遊びました。 小学校3年の頃にシャーペンが出ましたが、持つのは禁止でした。 (勿論、100円のプラステックシャーペンはまだなく、1,000円は しました) サクラクーピーペンシルを持っている人はステイタスがありましたが、 同じ色鉛筆でも、私は12色のたつだったので、24色に大きく差をつけられ ていました。鉛筆の両方を削られたのは、貧乏削りといって忌み嫌われてました。 鉛筆にキャップをしている女の子達は、どちらかというと、お嬢さんでした。 スーパーカー消しゴムは実用ではなく、ニスを塗って、ノック式ボールペンのバネ を延ばして、休み時間にご学友とレースをしました。 消しゴムは、砂消しゴムという強力な消しゴムを使っていました。鉛筆が濃いと、黒く延びてくれたり、ノートが破けたりするのが、チョトダケ素敵でした。 2)学習用ノートにきちんと書いているか。 神戸市は、談合ゆえに、学習ノートが決まっていた。ノートの表紙に神戸市庁舎や神戸大橋がプリントされてたりなんかしてました。小学校5年のときに大学ノートを使い始めて、大学生な気分、大人な気分になりました。 其の前に、一度だけ、ジャポニカ学習帳を使ったこともあります。 高校になると、ノートはなくなり、プリント用紙の裏の白紙をノートに するようになりました。そのため、ご学友は、余ったプリントやいらないプリント 用紙は全部、私の机の中に、勝手に入れてくれるようになったのです。 ご学友はみんな親切でした。ボクが気に入っていたところは、線が入ってないので、自由に書けるところと、1枚づつなので、軽いところと、ノート代がかからないところでした。 3)プリントをちゃんと持ち帰っているか。 そういえば、一度、連絡帳に、朝の体温を測ってもらって記入してくる日がありました。その日、予防注射があったのです。ボクは、すっかりそのことを忘れていて、何だったかなと思い、そういえば、お母さんが、6度5分とか言ってた事があったなあと思い出して、自分で勝手に、6度5分と書き入れて、先生に提出しました。そのとき、皆のノートをみると、36度5分とか、36度8分とか書いてありました。ボクは、びっくりしました。ボクだけ、異常に体温が低いじゃないか、先生に、どうしてこんなに体温が低いのか、って詰め寄られないか、一日中心配でした。でも、先生は、そんなことお構いなしでした。1,2年たってから、10の位が単純に省略されていることを知りました。 4)持ち物を雑に扱っていないか。 壊れたまま使ってました。 5)学校の机の中にあるお道具箱がぐちゃぐちゃになっていないか。 机の中には入りきらないので、横のかばんにも満載でした。勿論、高校生になっても続いていました。 6)持っていくもの、あるいは持って帰ってくるものの忘れ物が多くないか。 いつも、全科目入っていたので、教科書を忘れることはありませんでした。でも一度だけ、かばんからゴキブリがでてきたことにはびっくりしました。 でもはるじさんのように、南京虫はいませんでした。親の証言によると、1歳の頃は、よくボクは南京虫にやられていたそうです。何せ、1歳の時、ボクは、銭湯の2階に住んでいて、とっても蒸し暑かったそうです。その後、南京虫との遭遇は18年の歳月を待たねばなりませんでした。インド紀行までです。 7)テストやノート、プリントの字が雑でないか、薄くないか。 考えれば、ボクは、鉛筆は2Bと2Hが好きでした。いずれにせよ、投げやりでした。今の人生とそう変わりません。でも、投げやりも楽しいよ。他にいいことを思いついたのですが、瞬間的に忘れたので、今日はここで終わります。