エルサルバドル秘密結社の夜
エルサルバドルは観光資源の乏しい国であり、旅行者らしき人は見かけることがなく、東洋人が歩いていると、やたら目立ち、振り向かれるのである。インドやアラブ世界においては、人々は好奇心の塊なのか、じろじろ見られるが、久しぶりに、なんだいこのヒトという感じで、ちろちろ見られたのであった。少し、郷土料理ププサを屋台で食う。 宿をとったのは、サンサルバドル随一のホテル、「インターコンチネンタル」。宿が少ないのか分からないが、いろいろ調べても、ホットシャワーが確保されている宿が2つしか見当たらないのであった。インターコンチというぐらいだから、宿泊料もインターナショナルな値段かと思いきや、グアテマラからネット予約すると、60ドルであった。ホテルは、いわゆる上級ホテルだが、広く新しく清潔そのものであった。別世界のようであった。荷物を運んでくれたボーイも英語を話してくれ、1階に寿司バーがあるので、日本人も来るのか聞いてみると、4ヶ月に1度仕事で来る日本人が一人いるとのこと。(分からないが、ネットで検索するとYKKの工場があった) 街の中心部、猥雑で賑やかなところから、5キロほど離れたこのホテルの前では、中米一のショッピングモール、メトロセントロがあり、ここもこぎれいにした、それでも、またもや渋滞するほど多くの人だかりがあった。この活気あるショッピングモールは、世界のどことも変わらず、面白みのないものであったが、ネットカフェが1分1セント(まあ、1円)と安く、思わず30分程度はまっていたのであった。スーパーマーケット、愉快なことに、ジュースのオマケにパンがついてたりなんかして。そういえば、かつての中国のようにグアテマラでは基本的にトイレで紙は流してはいけないということであったが、さすがにここでは、尻も拭き放題、紙も流し放題。 ここの地下にはスーパーマケットがあり、世界の珈琲の1.2パーセントの生産量を占めるインスタント珈琲と粉を挽き済みの珈琲を購入し、あとは、ひたすらビールを購入し、レジを終えると商品がない。少年が袋に詰め、5歩ほど離れた出口に立って待っているのであった。国挙げての先進のピカピカの施設の中にも、こうやって収入を得ようとする子供たちがいる。今まで、スーパーに入り込み、レジ袋に商品を入れるということを仕事にしている子供に出会ったことはない。 化粧は派手で、ケバい服や装飾も身に着けた女性は多いが、強盗追いはぎなどが、多いようで、装飾はイミテーションである。かつて、コロンビアは泥棒に、麻薬からみの殺人が多かったが、ここ2,3年で随分治安は回復したというニュースを読んだことがある。エルサルバドル案内もやたら治安の悪さを脅しているが、歩いてみると、そういう感じは少なかった。どこを歩いていても、恐怖を感じるのは、若者たちがたむろしている暗がりである。案外、スラムであろうが、家族がいたり、生活が十分に見えるようなところは、見掛けより危険ではないのである。 街の中心部まで、ホテルからタクシーで出かけたが、帰りは、住宅街を通ってみようと、5キロほど歩いてホテルに戻っていく。そんな中で、スラムに近い住宅街を通りながら、もう夜になり、少しびびるのではあるが、洗濯物を見たり、トルティーヤを焼いている姿や、小さな子供をあやす家族を見たりすると、ほっとするのである。あと、実際の安全とは関係ないのであるが、体の大きい黒人の集団は怖いが、自分より背の低いチンピラ数人は見た目だけの問題ではなるが、怖く見えないから不思議である。フィリピンのマニラでも数人のチンピラに絡まれたことがあるが、実際には恐ろしいのであるが、どこか数パーセントの愛嬌を感じてしまい、他人事にように見えてしまうというか、しばらくすると解決しそいだという感じに思えてしまうから不思議だ。 小さな屋台はともかく、大衆食堂であっても、メニュー表がなかったりするので、並べているものがあれば指差すか、人の食べている皿を指差すというスタイルになる。なんだかんだと、結構、皆、フレンドリーな感じであった。 さすが、市内唯一の5つ星である、24時間プール入り放題なんで、私は、メニメニガールダンシングと共に、プールサイドに行ってみた(だけ) 第三国というのは、中流階級というのは、ド級の金持ちであり、結婚式をしているのかと思えば、何故か新婦が若く(インドのように初めて結婚日当日顔を見るのか?)、新郎が見えず(トイレか?)、音楽はハッピーバスデーと思いきや、お誕生日会であった。 サンサルバドルだけでなく、グアテマラでも、そして、サンフランシスコの空港でも見たのだが、ビニル袋でスーツケース等の荷物をぐるぐる巻きにするサービスがあるのだが、どういう意味があるのか良く分からないところが、しぶい。2008年正月旅行 ハリウッド、蝋人形館1 ハリウッド、蝋人形館2 ハリウッド、蝋人形館3 ハリウッド、蝋人形館4 市内から空港に戻る、Los Angeles アンティグア観光1 Guatemala アンティグア観光2 Guatemala アンティグア観光3 Guatemala アンティグア観光4 Guatemala グアテマラ歴史のお勉強 Guatemala アンティグア、カーササントドミンゴ宿泊の昼 Guatemala アンティグア、カーササントドミンゴ宿泊の夜 Guatemala パカヤ火山登山 Guatemala ホンジュラスの歴史 Honduras マヤ遺跡コパンにいく Honduras コパン,マヤ遺跡1 Honduras コパン,マヤ遺跡2 Honduras コパンルイナスの夜 Honduras Honduras→El Salvador陸路移動 エルサルバドルのお勉強の時間 El Salvador エルサルバドルの夜 El Salvador サンサルバドル→ロサンジェルス El Salvador サンタモニカへブルーバスで行く、Los Angeles ベニスビーチで今年最後の夕陽、Los Angeles サンタモニカ、Los Angeles ロサンゼルスでお正月、Los Angeles サンディエゴからティファナに向かうMexico メキシコ入国ティファナMexico メキシコ入国ティファナ2Mexico メキシコ入国ティファナ3Mexico サンディエゴの朝夜 San Diego サンフランシスコから帰国 San Francisco アメリカ中米gourmetの旅 お土産 ジャンピングビーン・ジャンピングビーン2