後輩とまた飲みにいくの巻 中国賛歌、あ、中国産か?
今晩、どないです?そうやって、ほんのときどき、メールが入ってくるの後輩からであった。彼は、数年前に数年間の中国上海駐在勤務を経て、現在に至るが、いままでも、散々、悪口を聞いてきたのであるが、今日は、そのあたり、彼の話のあることないことを思い出しながら、記憶にとどめようという試みだ。なにせ、私も1987年の中国初訪問以来、中国に行けば、必ず、泣かされ、去年の偽札つかまされて、怒り心頭もいいところなのである。 そもそも、中国人をひとくくりにはできないのだが、最近吹き上がるいろんな問題には、やっぱり圧政の歴史と、文革のドンデンガエシの記憶があるのだろう。いつ、自分の地位が泣くなり、財産がなくなるか分からない状態で生きているので、やめましょう、改善しましょうだけでは、どうにもならない国である。もし、禁止されたり非合法化されても、稼げるまで稼ぎ、捕まるまで騙し続けるのである。勿論、人権という概念もなく、ついでにいえば、近過去も近未来もないのが、中国人なのだろう。目先の利益だけで、その先なんてねえ。賄賂も送る送られるのも当たり前。パクルのも、ニセモノも、儲けると、賞賛される・・・。彼の仕事は営業職だというのに、中国人の採用と首切りばかりやっていたという。特に、もう首だよ!といったところで、次の日笑いながらまた出社してくる元社員が多いのは、参ったといっていた。職場で仕事中にメシ食うな!というと、トイレで、ズズズズという音がしたと思ったら、麺類食べているし、ものは簡単になくなるし、取引先は、金をできるだけ払わないとギリギリまで粘るし、である。反省文を書かせると、他人のせいにするか聞いてないとしか書かないし,反省という文字はないのである。 コピー用紙を持ってきたら、A4と言っているのに、A3を持ってきて、A4って何だと、わめきチラシ、そんなこと聞いてない、中国にはこれしかないと叫んで、帰るが、10分後戻ってきて、ありました、といって、A4用紙を見ると、自分で切っていてガタガタだし。そういえば四川の地震でもう何万人亡くなったか不明だが、火事場泥棒は、どんどんでるし、ここで商売すると高値で売れると、バスや商品が出回って、ぼろもうけすると、後追いして商売しようとするバスや商品が溢れ帰り、過当競争で、正規料金より商品や交通費が安くなるという現象も起こるし、あくに「きみらは家を失って大変だけど、俺だって株が暴落して大変なんだ!金をめぐんでくれ!」とぶちきれた奴がぼこぼこにされたりと、ムチャクチャである。国民の数が分からないなんて、それ国家? 同じ会社なのに、同じ顧客を取り合い、損益分岐点関係なしに、値引き合戦するわ、他人のことは考えないわ、拝金主義だわ、少しでも給料高いところがあればすぐやめるわで、中国行く前から、中国のイメージがちっとも覆されず、そのままですわとことだった。とにかく、マニュアルを1から作成して教えないといけない、イレギュラーなことがあれば、完全に道を外れていく、会社に損害を与えることばかりしてくれて、首にしたら、逆恨みされ、タクシー通勤は復讐に対する安全対策でもあるのであうよとのことだった。何せ、意味の無いプライドだけは、高いので参るのだ。とにかく、そんなのどっちでも同じだよ、かわらねえ~というのが、彼らの口癖。私とて、旅行をしただけで、一人ひとりはいい人なのに、どうして、集団や仕事やマナーになるとああなるのかねえ。もしかして、孔子って、中国に生まれてなかったら、有名になってない?と思うほどである。今でも、道につばを吐くな、約束を守ろう、他人をいたわりましょう、うんこは流しましょう・・・なんて基本道徳を唱えているぐらいだからなあ。 まあ、そうやって、うだうだ飲んでいると、まあ、最後に、「最近どうですか?子供ができて、家庭では家庭での私、仕事では仕事での私で、私の私はどこなんでしょう?」「オメーヨー、自分探しかよ、自爆テロになるぞ、バロー。イスラム被爆テロ犯人は、両親を爆撃で殺されたいたいけな子供からくる復讐心からテロリストになる人間は、ほとんどおらず、大抵、テロ志願者は比較的裕福な家庭で、学歴もある奴が多いんだ。自分が何をしていいかわからない所に、洗脳の嵐が舞い込んでくるんだ。バロー。」とアドバイスする。バローは、正直言うと言ってないけど。それも1回もいってないけど、というか、直接口でいったことは、人生上一回もないけど。「しかしですね、若い頃に、アジアのダラダラを知ってしまったら、今でも、その悪影響を引きずってますよお」といいつつ、「そやな、俺らも、中国行ったら、中国化してしまうんやろなあ」といいつつ、2時間17分の飲み会は終了したまであったのであった。(そうやって飲んでいる間にも、北京で中国中央テレビっ予定ビル大火災クルクルまっさい中であった)