11月2日の夜、壱岐島から家へ
今までの登場人物各種自衛隊員レンタカー借りるか下位男ベックレンタカー屋のおねえさんそんな感じでイキノシマを4時間堪能し尽くした私は、再びレンタカー屋さんに戻る。最後にガソリン満タンにしてくださいね、といわれながら、どこが一番ガソリンスタンド近いですかと聞くと、今日は休日なんでガソリンスタンドだいたい休みなんですよとレンタカー屋の人はあやふやな返事をして、まあ、最悪入れなくても目分量での請求でもいいですか、という感じで、いいよ、と答える。実質的に何とかガソリンスタンド見つけてガソリン入れたら700円ぐらいであった。まあ、それはそうと、船の出る40分ぐらい前にはレンタカー屋に帰ってきて、そのままその車で、社員のじいちゃんに港まで送ってもらう。じいちゃんは、「お仕事ですか」と訪ねてきたが、私はパーカーのフリースにジーンズに運動靴である。それでも私は、「ええ、まあ、そんなところです」と曖昧に答えた。でも良心の呵責により、「まあ、ドライブもしましたよ、島をぐるりとね」と答えておいた。何故、リップサービスをしてしまうのか、それが問題だ。To be,or not to be, that is the questionってシェアイクスピアのハムレット気分である。イギリスのことといえば、知らなかったけど、スコッチって言い方、ジャップと同じように差別用語らしいね。例外がスコッチウイスキーで、スコットランド人はスコッツらしいね。こんなことは、全く分からない問題。でも私がイギリスでそういったらたしらめられるだろうな。昔、西宮北口の学生時代によく行った飯屋に母校の大学の西洋人先生が二人来ていて、連れてきて来た女性後輩人に話しかけて、オマエオマエと言っていた。日本語が結構できるが、「先生、初めて会う人にオマエ達はないですよ、アナタたちとか君たちですよ」と私は注意したが、それを素直に直せばいいのに、ふぁっきん最下層亜細亜人男性に注意されたことにムカついたのか、「何故、直さなければならないのか」といわれ、私も酔った勢いと若さもあって「だから西洋人はレイシズムの優越感でアジアにやってやってくるんだよな」というと、やはり西洋人、人種差別に関しては正面きっては随分タブーなのか顔を真っ赤にして「レイシズムなんかない」と文句を言って来て、険悪なムードになったが、それに輪をかけて気の強い後輩が西洋人先生に向かって「オメーら気持ち悪いんだよ!」と叫び、更に油に火を注いでくれ、その後、どうなったのかは、何だか忘れてしまったのだ。その彼女は、両親が在日朝鮮人でかつ障がい者何級かで、作家の柳美里みたいな感じの女性だった。彼女とあと何人かで、後味悪い中、飲み直した。いや、思いだした、違う、彼女たちを連れて行ったのではない、彼女たちとも、たまたま誰かと店に行ったら、店で出会ったのであった。あれートイモイサン何してるんですかーとか行って店に入ってきて、「バカ、おれはメシ食ってるんだ、飯屋だからな。おまけにモウ飯は終わって飲んでいるんだ」といったのであり、彼女は、「ここの店主、将来のトイモイサンみたいですね」と言った。その店の名前は、貧乏屋といい、定食は貧乏定食といって、略してビンテイといい、そしてオヤジは世界放浪の果てに飯屋を開き、いつももんぺにヒッピー系長髪に髭だったのだ。「うーん、オレは、今はヒッピーゴッコしているけど、それを最後までしないと思うよ。精神はそうかもしれないけど。多分、おれは多少人に影響を与えながらも、人畜無害でほっといてくれの人間になると思うよ、俺はモンペにはならない」と答える。あれから20年以上たって、思った通りになっていると思う。少なくとも、モンペにはなっていない。まあ、それはそうと、草々に港に到着した。またもや、名前と連絡先を書いて乗船券を購入、いやはや、思えば、ジェトフォイルは初めてである。初めてというのは人生上初めてである。オレの後悔はホバークラフトである。最後に残った大分空港航路の廃止に伴い2009年10月末を以てホバークラフトによる民間定期航路は全て消滅したのでる。何度か行ったのにである。まあ、仕方ないか。不安になって、ちょと並んでしまった小心者である。まあ、ジェットフォイルは、要はジェットだから、メーカーもボーイングである。ただ、動き出すと、どうかといいうと、最初にグイーンとカッコイイ音がして、今から「トンデイクデ」という感じがあるが、いつの間にか走っているのである。イキペディアより新潟 - 両津 東京(竹芝旅客ターミナル) - 久里浜 / 館山 - 伊豆大島 - 利島 - 新島 - 式根島 - 神津島 熱海 - 伊豆大島 博多(博多ふ頭) - 壱岐(郷ノ浦 / 芦辺) - 対馬(厳原) - 対馬(比田勝) 長崎 - 中通島(奈良尾) - 福江島(福江) 鹿児島(本港区南埠頭) - 指宿 - 種子島(西之表)・屋久島(宮之浦 / 安房) 運航会社 : 種子屋久高速船博多(中央ふ頭) - 釜山(国際旅客ターミナル) 香港 - マカオ あ!しもた、知らん間に香港からマカオに行く時帰るとき乗っていたわ。ははは。そういえば、そうかも知れないが、今回は、シートベルト締めてくださいといわれたから、スゲエ加速力とか揺れがあるかとおもいきや、まあ、普通。走行時間はフェリー2,5倍の時速80キロぐらいの1時間。まあ、読書している間に到着してしまうという按配である。小笠原みたいに、みなさんが手を振ってくれるのである。出たらもう、夕刻のコペルニクス状態である。飛行機みたいに、シートベルトの説明がある。1時間後。それにしても、海上では、40キロでも80キロでも速度感は変わらない。今まで速度を感じた船は。ボルネオ島の川を走る船で、全長10メートル程度で、座席が横4列だったか2列だけか忘れたが、10メートルのうち、半分の長さがエンジン室で、走るときは、先頭がかなり浮きあがって、スゲエ水しぶきを上げて走る。あれは、かなりスゲエ感じで、立つにも少し危ない感じだったなあ。いやあ、ジェットフォイル屁の河童、というか、なんでシートベルトなのか。そういえば、何故、新幹線はシートベルトしないのだろうか・・・。急いで、タクシーかバスかと博多港をウロウロするまでもなく、バスがすぐやってきたので、230円でバスに乗る、というか、230円は後から分かる後払いシステムで、ほんの15分ぐらいで博多駅に到着し、前に座っていた女性についていくわけじゃないのだが、壱岐島港で見た女性だったので、あやうく、こいつどこ行くねん、と一瞬思ったのだが、彼女は博多駅JRに向かったので、オレは地下鉄なので、そこでお別れなのである。というか何故覚えていたかというと、壱岐の港で、私の目の前で子供をあやしていたからであり、しかしながら、子供連れてなかったので、子供どこ行ったのだと思った程度であり、たいした問題ではないのである。この人ね、偶然映っていたので、特別公開。サイナラまだ野球やっているみたいよ。博多駅からはたったの2駅であり、最終便30分前に到着したが、博多空港の楽しみはビール1缶無料のゴールドカードラウンジであり、チェックインして急いで3階に行って、ビールを5分でイッキ飲みして、2階セキュリテイを急ぐのである。セキュリテイ男性係官が割とドン臭くてとろくて、隣のレーンがスイスイ進んでいて、ちょっとむっとするが、まあ、大人なので我慢する。我慢したまま、すぐにお土産買ったら、機内に入り、伊丹には、何時だったかなあ、20時台に帰ってきて、ご飯食べたりして、家に帰ってきたのは、家を出てから17時間後であった。まあ,よきにはからえ。 壱岐へ1( リンク) 壱岐へ2 ( リンク) 壱岐観光に乗り出す ( リンク) 壱岐1 ( リンク) 壱岐2 ( リンク) 壱岐3 男岳( リンク) 壱岐4( リンク) 壱岐5( リンク) 壱岐ラスト( リンク)