黒部ダムへの正しい生き方 2021.08 3年連続8月の長野
鯨の面白い本を読んでいる。サムライジャイヤンツの父親みたいな世界だ。モリでマコウクジラを仕留めるインドネシアのある地方の話だ。ここは、割とマイナー旅行者でも有名なのかも知れない。私も人生はメジャーであるが生き方がマイナーなので知ってはいた。まあ、ともかく8月だけ臨時就航の松本に3年連続行ってみたりするのだ。桂川、鴨川、木津川が合体し、淀川となるウイスキー山崎あたり、かつての傾斜計算違いで渋滞のメッカだった天王山あたり。大きい緑の四画が御所、左横の緑が二条城、鴨川の合流点が下賀茂神社ずっと雲の上で、長野に入ってきた。塩尻から松本、安曇野、長野、大町に続く山に囲まれた平地。松本空港突入開始。塩尻市中心部。ウエルカムしている人が非常に多い空港であった。あっちこっちで20人ぐらいの市民の方々が私に手を振ってくれた。レンタカーが前日予約するとピンチで軽自動車が1台あっただけだった。アルペンルートを富山から長野に抜けようとしたら、車で行くと戻らなければならないので、どうなのかというのもあったが、片道1万円以上かかるって話。60キロ進む。一瞬、道が山に向かって真っすぐ上がっていくのかと判断を間違える。12時頃到着したが、無料第一駐車場はマンタンで第2に停める。電気バスの駅まで数分歩く。駅に一番近いのは有料1,000円である。1,000円払うぐらいなら数分多く歩くのが心も体も健康な私の判断である。峡谷もキレキレやね。有料駐車場のところ。帰りも、無料駐車場に歩いて行く人は私以外に1組の老夫婦だけだった。私より若い皆さまは有料駐車場に向かう、金持ちやねえ。というか多くはバス。富山から抜けてきたぜよってことかね。電気駅。誰もいないけど・・・事前に2,3ネットで調べたら、待ち時間が凄くて予定のところ以上に行けないことも、と書かれていて、それは10年以上前から知っていて、だから待つのが嫌な私が敬遠してきた理由だ。今回は武漢ウイルスの猛威を信じている人々が外出を控えるのではないかと思い、今がチャンスとやってきた次第。アルペンルート一覧、しかし、今回は私はルンペンルートとし、黒部ダムに行って日和って、また戻ってくる。15分1,300円、あれ、端数あるから往復割引あるのか。先月宇奈月とか富山行ったので、あそこまで抜けるのかあと思った次第、凄いなア、家族4人で行ったら凄い金額かかるんだねえ。あ、12時がなかったんや。お昼休みか。その割に誰もおらんなと思ったら、バスがやってきて、どばーっと人が降りた。2,30人。増えた!それから車で来ていた人が10人ぐらい。20分ぐらいの時間があったので、黒部ダムの俯瞰を入念にチェックし、先があるので、直ぐに変えられるようにする。お、これが噂のダムカレーか。うむ、バリエーションありますなあ。水上ダムカレーは一種類やったけど。8月にここでも十分涼しいが、黒部も20度ぐらいか。チケットにQRコードがついていて、それをかざして改札を通過する。こいつが関電の電気椅子バスか。関電の回し者か、スパイか、関電そのものか。いや電気バスの椅子に座ったのであった。扇沢駅を出発。間もなく、トンネルに入る。トンネルは割と細いなア。女性運転手はぐいぐい進ませる。先頭車であったが、2台で進む。アトラクション状態になっているのか、破水帯で水が漏れているところを通る。15分で到着、220段の階段を上る。緑の階段に緑のスカートがマッチング。土合駅の半分よ。神戸の自宅から5時間半で黒部ダム到着物語であった。