礼文島から利尻島へ 5度目の天売焼尻挑戦、4度目の礼文でレンタカー借りる挑戦2021.09
礼文島のレンタカーは1時間2,000円以上と日本一(ではないか)高いし、途中、山歩きしないと4,5時間あれば、島の道のほとんどを走れてしまうので、レンタカーを早々に返却したが、フェリーの出航時間までまだ3時間弱ある。神戸出身か。荷物をコインロッカーに預けて、歩きでどこか行くかと思ったが、その前にうに丼だ。昨年もウニ全開ならちょと高いので、ミックス丼を食べたが、(リンク)今回はウニ売り切れであり、何だこのウナギの蒲焼みたいなのは、うむ、これにしてみる。食ったことない。ホッケのかば焼き甘いタレですなあ。なかなか上手い。これは稚内行ぶらぶら港周辺を歩いたりしていると、やがて雲は動き、利尻富士の全貌が見え始めた。流石に1時間を切ると、乗船客もぽつぽつ集まり始めたが、結局、乗船客はそう多くない。利尻行き堂々の入港礼文島から利尻島まで40分の船旅ということとなり、1画を一人で専有する。隣のマスには4人もいるわ、と思ったら男子3人女子1人ベックであった。学生だろうか。考えたら、学生時代に35か国を回っているが、北海道、東北、沖縄には行ったことがなかったなあ。国内旅行の方が高いし、国内1人旅で旅館やホテル泊まったこともなかったのではないか。テントか野宿、車の中。バサラ、礼文。利尻上陸は2回目で(リンク)、昨年は礼文利尻経由で稚内に戻ったのであった。(リンク)。そんな訳で今回の利尻は、細密紀行ということで、原付で細い道にぐいぐい入りながら1週60キロの島を回るつもりである。こんちは利尻。学生らしき4人組に続いて、下船。前回泊まったホテルは前回より4,000円ぐらい値上がりしており、12,000円となっていたので、港から歩いて10分ぐらいの海沿いの民宿とした。その民宿が唯一レンタルバイクをやっているので、泊まれば半額というのもあって、泊まることにしたのだが、いくつかの宿泊サイトを見ると、楽天だったかじゃらんだったかだけに、送迎付きバイク付きプランという面白いプランがあり、それに思わず飛びついたのだ。バイク借りること考えたらそう高くなくなる感じだ。しかし、サイトみていると、送迎なしプランもあって、ちょとそれは安くなるのか、朝食あり、夕食あり、朝食夕食ありとかと混然としており、送迎がないと安いのか?というのはよくわからなかったが、俺のプランには送迎があった。ターミナルの出入り口に「雪国」と書いた旗を持った主がいた。別のホテルの人も旗を持っていた。利尻は旗が流行っているんであろうか。バンに乗り込み、「今日はもう遅いのでバイクは明日からでいいですか?チェックアウトして空港送迎時間までバイク使ってもらっていいですよ」「いいですよ、あ、でも、コンビニ行きたいので、1回だけ貸してもらえませんか、確か、歩いて行くにはちょと遠いですので」「そうですか、うーん、分かりました」といったところで、港を出て歩いているのは、あの学生4人組であった。あの子たちはどこに泊まるのだろうか・・・と一瞬思ったのだが、思っているうちに2分程度で海沿いにある民宿に到着。後ろは山が迫ていて、道沿いの両脇には民家がない。宿に入る前にちょっと待ってください、といわれ、原付の鍵をもってきてくれて、これ使ってください、とのことであった。簡単な説明を受け、チェックイン、おや?入湯税というので温泉宿なのか。いつでも入れますとのことであった。海の見える部屋ね。部屋から海が見えるというか、フェリーターミナルも見えている。道を挟んで海。旅館 雪国。はじめての、レンタル原付アリプランで予約、何かちょとだけ笑える。9月というのに寒くなってきた、明日バイクで走るのにもう一枚持ってきていてよかった。とりあえず、部屋に荷物を置いてバイクでヘルメットを出すのに難儀しているところに、あの学生4人組がやってきた。おー、送迎なしプランか!なるほど、とにかく、おれは酒と夕食の買い込みに行くわ。風がサムーと言いながら5分程度でセコマに到着し、食べ物と飲み物を購入、あ、2リットルの水が100円かいな、買うか(しかし、開けないまま自宅まで持って帰ってしまった)以前きたときとセコマの位置が道路と逆側になってた。宿に戻り、プシューと缶を開けて、グビグビやって、テレビをつける、9時から毀滅の刃無限列車の映画見るわと思いつつ、18時45分頃、室内電話が鳴った。6時半から夕食をお伺いしていますが、もう準備できてますよ、とのことであった。あれ、さっき6時か6時半て聞かれたのは明日の朝食のことだと思っていた。「え、私、夕食付でした?」「はい」しまった、コンビニで食料を調達してしまった。(結局、開けないまま家に持って帰ってしまい翌日の夕食となった)食堂に行くと、あの学生4人組も夕食食べていた。あいつらリッチやな、しかし、ここから歩いて食べに行くとしたらちょと大変やけどな、と思いながら部屋番号の書かれたところに座る。全員ではないが、そのほかに30代ぐらいの3人家族以外は、全員男一人老人、全員といっても3人だけど。釣りかもしれない。(次の日出発したら一緒に出発したのは本格派自転車爺さんだった。)漁師さん経営の宿だそうで、料理の説明があり、こりゃなかなか豪華やなあ。従業員も4人ほど見た。あの学生4人組は、あら、1室に4人か、ま、学生時代ならそうやわな、男女別ないわな。お金ももったいないし。特にウニの一夜干しが旨く、大枚叩いてお土産として瓶詰め買っちゃったよ。前回来たときは、利尻焼酎買って、お土産なのに半分部屋で飲んでしまったからな。夕飯を終えて部屋に戻って、もう一度予約確認書をメール画面で見てみたら、夕食あり 朝食ありと記載されていた。楽天ポイント3,000円分くらい使ったのですごく安く思えてきた。ちなみに、部屋に戻ると誰かが入った形跡があり、あ、自分が敷いた出鱈目な布団が、ピシッとなている。ははは。そういえば、布団敷きに来てくれる旅館に何度も泊まったなあ、しかし、昨年夏から和室に泊まるようになったところ、布団は事前に敷いてあるか、自分で敷くシステムだったなあ。朝を迎えた。そうだなあ、60キロを平均時速20キロで倍の時間がかかるとして、6時間ぐらいの観光でどうだ、確か、前回はレンタカーも礼文と違わず高く3時間6,000円ぐらいガソリン込だったので、さくっと3時間でできるだけ見れるだけ見て1週したが、今日は逆方向に回る、そのほうが海に近いからねえと思いながら、朝食である。朝食は、食べたいものを取る方式だが、基本ごはん定食で、ご飯にいろいろ乗せるという趣向でご飯は3杯である。そういえば、岩内温泉のごはん定食旨かったな(リンク)。それに確かに昨日もうまかたけど(リンク)。あ、学生4人組も朝食食っている。女性だけが温泉浴衣に着替えている。昨日からどうやら4人組のストーカーに勝手になってしまっている。それより4人組は、フェリーからずっとサスピシャスな初老の一匹羊が我々を狙い撃ちにしてると警戒しているのではないかとも思えるのである、まあ一度も目は合わなかったけど。その他には俺より年上の男性一人爺さんが2組程。チェックアウトに際には、「予定変更で、ここにある昨日に乗ったバイク使って下さい。返すのは、フェリーターミナル前の一番端にある店に返してください。13時20分に迎えに上がります。それまで使ってもらって結構です。あ、荷物は預かりますよ」とのことであった。そして「寒いよ~」といい主はにやりと笑った。俺も、「もう一枚持ってきて良かったです」といい、バイクを起動させるのであった。