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カテゴリ:金融機関との交渉・対策方法
お世話になります。Officeパートナー 代表の渡辺です。 金融機関担当者として支援先・融資先企業とのコミュニケーションの取り方について、過去3回に渡って説明してきましたが、今回で最終回となります。 事業性評価におけるヒアリングシートでの情報収集は、企業を評価し企業価値向上の支援策を検討するには必要な情報を漏れなく集める事ができるツールだと思います。 ですが、私の感覚ですと、、、、 ヒアリングシートを通じての会話 = 表面的、正論、建前、飾った言葉、冷静、冷たい
ヒアリングシートに頼らない生の会話 = 温かい、本音、経営者らしさ、人間味ある、 というイメージの違いがあります。 事業性評価の最終目的は 「取引先企業の企業価値・事業価値の向上を支援する」ということから言えば、ヒアリングシートに頼ろうが、ヒアリングシートに頼らなかろうが、必要な情報(定性的情報や知的資産情報など)を得ることが一番重要だと思います。 しかし、「取引先企業の企業価値・事業価値の向上を支援」したその先に金融機関としての果実を得る事によって、金融機関も持続的な経営や発展をしていく訳ですから、企業も金融機関も共に持続的・永続的に発展していく関係性の構築が必要です。 2003年のリレーションシップバンキングの定義を思い出してみてください。 地域密着型金融(リレーションシップバンキング)とは、「金融機関が顧客との間で親密な関係を長く維持する事により顧客に関する情報を蓄積し、この情報を基に貸出等の金融サービスの提供を行うことで展開するビジネスモデルであり、その本質は、長期的な取引関係により得られた情報を基に、質の高い対面交渉等を通じて、早い時点で経営改善に取り組むとともに、中小企業金融における貸出機能を強化することにより、金融機関自身の収益向上を図ること (信金中央金庫作成 2016.9.12 金融基本情報より引用) と定義されていたと思います。 このリレバンの定義を改めて読んでみると、事業性評価とほとんど一緒ではないかと思えますよね。 ということは 「取引先企業の企業価値・事業価値の向上を支援」したその先に 「金融機関としての果実を得る事」があり、 「取引先企業と金融機関」が共に持続的発展をしていく その為に「親密な関係性を構築し、長く維持していく」必要があり その為の重要な要素が質の高いコミュニケーション なんですよね。 今一度、「コミュニケーション」について見直して見ましょう 今一度、「コミュニケーション」を勉強してみましょう! 金融機関の担当者にとって一番重要な「コミュニケーション」は支援先企業に、社長に 興味・関心を持つことです。 ☆■☆ Officeパートナー:会社案内 ☆■☆ 小規模事業経営者・中小企業経営者の経営参謀として、経営改善・資金繰り・事業性評価対応アドバイスや事業再生・事業承継・M&Aのアドバイスを行っています。 代表:渡辺は自分自身の倒産・自己破産の経験から経営者の悩みがよくわかります。経営者の相談相手として経営者と共に事業を創り、共に栄える事ができるような伴走型支援でサポートをご提供します。 <派遣専門家としての登録支援機関> ・静岡県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家 ・山梨県商工会連合会 エキスパートバンク登録専門家 ・公益財団法人 静岡県産業振興財団登録専門家 <公的機関のセミナー・研修講師> ・中小企業大学校 東京校 ・中小企業大学校 三条校
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最終更新日
2018年02月20日 18時35分07秒
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