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カテゴリ:セミナー・講演会
7/22に銀座ソニービル4Fにオープンしたマネックス・ラウンジでミニセミナーがあったので、行ってきました。
今日の講師はマネックス・ビーンズ証券の投資情報センター長・清水洋介氏で、「現状の株式市場動向」というテーマでした。ちなみに清水さんは、マネックスメールの「マーケット朝一番!」を連載されています。 ○最近の市場を動かす要因 1.中国「元」の切上げ →今回の2%の切上げは直接的に大きな影響はなかった。 今週木曜にニューヨーク・ダウが売られたが、長期金利がこれまで4.1~ 4.2%でずっと低いまま抑えられていたのが、長期金利が上がったのが理由。長期金利が上がると米国債の売りにつながり、また中国が米国債を大量に保有しているのではないかと思われていたが、実際はそれほど買っていなかった。 2.米国企業の業績 今週木曜の朝、マイクロソフト(慎重な内容)とグーグル(期待通りで、期待以上を上回らなかった)が決算を発表して、両社とも売られたが、金曜には持ち直した。 3.日本企業の四半期発表 ・ソニー、三洋電機、パイオニアの「三ダメ企業」が来週に決算発表するが、内容が良ければハイテク銘柄は上がるだろう。 ・キャノンは4-6月期はドル為替レートを105円と想定していたが、同期間はほぼ110円で推移した為、業績は良いはずだが、通期の上方修正はしないと思われる。6000円が支えとなってくる模様。 ・新日鉄は、PERが8倍と割安株となって出遅れているが、将来業績が悪くなると思われているのかもしれない。しかし元切上げは新日鉄にとっては競争力が上がる為、プラスとなるはずである。 業績が良いのは既に分かっている日本企業各社の決算を相場がどう見るか?で直近の高値11,975円(2005年3月)を抜けるかどうか注目したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月24日 23時29分15秒
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