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自称起業家の読書日記

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2005年08月02日
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はじめの一歩を踏み出そう
はじめの一歩を踏み出そう

本書は2001年に刊行された『The E-Myth Revisited』の邦訳で、1986年の初版発行以来、全世界で100万部を超えるベストセラー。
著者は、20年間に25000社以上のスモールビジネスに対するコンサルティングのノウハウを本書にまとめ、米ビジネス誌「Inc.」が行った成長企業500社のCEOアンケートでビジネス書No1となり、米国の起業家に影響を与えるバイブル的な一冊。

○失敗の原因を知る
・致命的な仮定:事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている。
→専門的な仕事をこなせるのと、事業を経営できることは別の能力。
・事業を立ち上げる人は、バランスの取れた三重人格(起業家、マネジャー、職人)が必要だが、殆どは職人に徹してしまい、事業は失敗する。
・起業家の仕事は、疑問を持つこと、想像すること、夢を見ること、あらゆる可能性を追求すること。なぜ、なぜ、なぜと問いかけを続け未来を見なければならない。
・幼年期はオーナー=事業であり、見分けるのは簡単であり、多くの仕事を自分一人でこなせないと気付く時期まで。
・青年期は人手が必要と感じ始めたときから。
 →この時期、社員を雇い事業が混乱し始めると職人タイプの経営者は、事業を縮小させてしまう。
・成熟期まで達成できた企業は、スモールビジネスの頃から成熟期の企業のような方法で経営されている。

IBMの成功理由 創業者トム・ワトソンの視点
・創業時より、夢やビジョンが実現した時に会社がどうなっているか、はっきりと会社の将来像を描いていた。
・将来像にふさわしい会社の行動のイメージを作った。
・創業時から優良企業と同程度の厳しい基準で経営した。
→自分はIBMで商売をしていたのですなく、事業を成功させるために精力を注ぎ、事業を経営していたのではなく、事業を創りだしていた。

・優れた企業は、優れたビジネスモデルに基づいて作られ、起業家の視点をもって経営し、優れたビジネスモデルを作る必要がある。
・起業家にとって大事なのは、商品よりも、それを提供する方法であり、はっきりとした顧客増を持っていること。起業家にとっては事業そのものが商品。

○成功へのカギ
・収益を生み出す時器用を定型化して、パッケージ化する「事業のパッケージ化」は会社の大きさに関係なく威力を発揮。
・マクドナルドは「世界で最も成功を収めたスモールビジネス」と自社を呼んでいる。
・スモールビジネスの40%が創業から1年以内に廃業し、最初の5年間で会社の80%が廃業するのに対し、フランチャイズの75%が成功している。
・事業の試作モデルに必要な6つのルール
 1.顧客、従業員、取引先、金融機関に対して、いつも期待以上の価値を提供する
 2.必要最低限の能力でもうまく経営できる(専門家依存ではなくシステム依存)
 3.秩序だてて組織が運営される
 4.従業員の仕事内容は全て明確にマニュアルに記載されている
 5.顧客に対して安定した商品・サービスが提供される
 6.建物や設備、制服についてルールが定められている
  →三角形ロゴより、円形ロゴより、紋章ロゴ付きの商品が良く売れる

○成功するための7つのステップ
・事業発展プログラムの3つのルール
 イノベーション:声のかけ方、服装、ジェスチャーを変える。
 数値化:事業に関することを数値化して把握する
 マニュアル化:マニュアル化しない限り商品・サービスの質は安定しない
 →この3つのサイクルを続けて進化することで環境の変化に先手を打つことができる。

・事業発展プログラムの7つのステップ
 1.事業の究極の目的を設定→人生の目標
 2.戦略的目標を設定→売上は?、価値がある事業か?、顧客は?、適切な基準は?
 3.組織戦略を考える→組織図を作り、役職契約書、営業マニュアルを作成
 4.マネジメント戦略を考ええる→管理システム、業務マニュアル
 5.人材戦略を考える→事業とはゲームであり、挑戦する価値のあるゲームを作る
  ・従業員に何をやってほしいのかを考えずに、まずゲームをつくる
  ・自分でもやりたくないゲームを従業員に押し付けてはいけない
  ・ゲームは長い間、楽しめなければならない
  ・戦略を変えずに、ゲームを時々変化させる
  ・時々はゲームのルールを思い出させる
  ・ゲームに意味を持たせる
  ・ときには楽しみも必要(半年に1度、待ち遠しくなる楽しみ)
  ・よいゲームを思いつかなければ盗め
    →自分のものとして作り直さないと、従業員はコピーを見抜く
 6.マーケティング戦略を考える
 7.システム戦略を考える→ハードシステム、ソフトシステム、情報システム

・聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない。(中国のことわざ)

『はじめの一歩を踏み出そう』 マイケル・E・ガーバー著 原田喜浩訳 世界文化社
 2003年6月1日初版第1刷発行 1400円





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最終更新日  2005年08月06日 00時30分44秒
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