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カテゴリ:起業・ベンチャーの本
ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル
久々にワクワクする本を読んだ。自称起業家の私にとって、著者の野口先生の「超」シリーズの中で、最も読んで良かったと思えた本である。 本書は、『週刊新潮』に2004年4月~2005年6月まで連載された「21世紀のゴールドラッシュ」をまとめたもの。 立教のビジネススクールの「ベンチャー企業論」の授業で、シリコンバレーには、ヨーロッパから命がけの旅をして、新天地のアメリカに渡り、更に東海岸から命がけの旅をして、西海岸までたどり着いた「超アドベンチャーな遺伝子」が集積されている?という仮説を立てた覚えがあるが、この仮説を立証する様々なエピソードが書いてあった。 外資系で勤務していた2002年に、シリコンバレーの本社へ一度だけ出張した時、ヒューレットパッカード社発祥のガレージを見に行ったことを思い出した。 ゴールドラッシュの時に米国で何が起こり、何をした人が成功したということが、詳細に当時の文献から調査されており、ビジネスモデルを考える上で知っておくべきシリコンバレーの歴史、スタンフォード大学が与える影響について学べた。 『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』 野口悠紀雄著 新潮社 2005年9月20日発行 1700円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月20日 19時39分11秒
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