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カテゴリ:セミナー・講演会
10/21にジャスダック主催の「第3期IPOスクール」に参加してきました。
第1回目の講義は、野村證券公開引受部の方と、監査法人トーマツの方の話を聞けました。 次回第2回目の講義へも参加したいと思います。 <講義メモ> ○国内株式市場の概要(2005年9月末) ・東京証券取引所 上場2,317社、マザーズ136社 ・ジャスダック証券取引所 上場944社 ・大阪証券取引所 単独上場356社、ヘラクレス117社 ・名古屋証券取引所 単独上場98社、セントレックス14社 ・福岡証券取引所 単独上場37社、Q-ボード4社 ・札幌証券取引所 単独上場14社、アンビシャス2社 かつては、新潟、京都、広島にも証券取引所はあった。 ○1968年以降の新規上場会社数の推移 ・第1次公開ブーム 1983年~1991年 →1983年に規制緩和によりジャスダックで資金調達が可能となる ・第2次公開ブーム 1993年~1997年 ・第3次公開ブーム 200年~ →マサーズ、ヘラクレスの新興市場開設により、年間120~160社が新規公開 2005年も1~10月で121社が公開し、12月までに2005年は160社の新規公開が予想される 2006年も150~200社が新規公開予定 ○上場のメリットとデメリット ・2000年以降にIPOした会社の30%が自社株式を通貨代わりに使いM&Aを実施 ・公開維持コストとして年間4~5千万円が必要 ○IPO企業と時代 ・株価は将来の会社業績を先取りするが、銘柄も時代を先取りする傾向がある →IPO後5年後に産業としてブレークする 1971年ダイエー、1972年イトーヨーカ堂→70年代スパマーレットーブーム 1978年ロイヤル、すかいらーく→80年代ファミレスブーム 1979年セブンイレブン→80年代コンビニブーム 1984年コナミ→90年代ゲームブーム 1987年アオキ、青山商事→90年代紳士服チェーンブーム 1990年マツモトキヨシ→90年代ドラッグストアープーム 1992年伊藤園→90年半ば茶飲料ブーム 1996年光通信、1998年NTTドコモ→2000年携帯ブーム 1997年ヤフー、2000年楽天、マネックス証券→2000年ネットバブル ○その他 ・IPO時の時価総額は40億円~、平均100億円 ・社名と業務がリンクしない会社の方が買われている ・最近は労務問題(サービス残業、残業代の未支払)で公開準備期間が延びるケースがある ・新興市場の設立により、上場は容易になったが、株価の維持に対しての対策がない会社が多い ・最近のIPO会社はサービス業が多い為、製造業は歓迎される可能性が高い ・新興企業は事業を分散すると市場での評価が下がる ・ゲーム、半導体等、業界によっては業界の特性を期間投資家はよく知っているので、コンスタントに利益を出す必要はない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月24日 16時32分57秒
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