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カテゴリ:経営学の本
超・学歴社会
1993年に私が社会人デビューした時にも、就職活動は厳しかったが、今は相当大変だという現象がよく理解できた。 学歴というより、学校歴が今後更に社会に影響を与えるという著者の見解に納得した。 社会の現実を知らない、これから大学受験を控えている高校生は、是非読んでおくことを勧めたい。 <読書メモ> ○大学進学率の推移 1955年 7.9% 1960年 8.2% 1965年 12.8% 1970年 17.1% 1975年 27.2% 1980年 26.1% 1985年 26.5% 1990年 24.6% 1995年 32.1% 2000年 39.7% ○大学卒業者の就職率 1955年 73.9% 1965年 83.4% 1975年 74.3% 1985年 77.2% 1990年 81.0% 1991年 81.3% 1992年 79.9% 1993年 76.2% 1994年 70.5% 1995年 67.1% 1996年 65.9% 1997年 66.6% 1998年 65.6% 1999年 61.1% 2000年 55.8% 2001年 57.3% 2002年 56.9% 2003年 55.0% ○学歴社会の社会学的定義 「成員の社会的対地位を決定する学歴の力が相対的に大きい社会」 ○大学数 1994年/552校→2004年/709校 ○学生数 1994年/248万人→2004年/280万人 (内2004年の就職者数約30万人) →毎年70万人の「学士」が誕生する学歴インフレ状態 ○大学院生数 1994年/6万人程度→2004年10万人超 (東大の大学院生数1万人超と、東大の大学生数7500人を上回る) ○就職に力を入れている大学(2004年、大学通信調べ) 1位 立命館 2位 中央、明治 4位 金沢工業 5位 日本 6位 法政 7位 慶応 8位 早稲田 10位 成蹊、専修、立教 13位 東海、東京女子、東京理科、日本女子、関学、流通科学 19位 多摩、京産、関西 22位 芝浦工業、上智、津田塾、東京経済、東洋、大阪、中村学園 『超・学歴社会』 溝上憲文著 2005年4月30日初版1刷発行 光文社ペーパーバックス 952円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月26日 01時43分25秒
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