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カテゴリ:セミナー・講演会
11月22日に早大産業研究所主催の第30回公開講座にて、早大ビジネススクール教授の柳孝一氏が「ベンチャー企業成功のポイント」というテーマで講演された。
<講演メモ> ○柳教授の経歴 1964年早大政経卒、民間の総合研究所としては最初となる野村総研の第一期新卒として社会人スタート。ちなみに1970年に三菱総研が設立された。 野村総研時代は流通サービス業界のリサーチを10年担当。その後、多摩大に9年勤務。早大ビジネススクール設立と共に早大に勤務。 ○ベンチャー起業の定義 高い志と成功意欲の強いアントレプレナー(起業家)を中心とした新規事業への挑戦を行う中小企業で、商品、サービス、あるいは経営システムにイノベーションに基づく新規性があり、さらに社会性、独立性、普遍性を持ち、矛盾のエネルギーにより常に進化し続ける企業。 ○対象市場の設定には変革的切り口が必要 ・メガトレンドの傍流→メガトレンドに乗ろうとすると大企業に潰される ・ユーザーサイドからのビジネスモデル再構築→アスクル年商2000億円、親会社のプラスより売上大 ○とりあえず起業するのも、ある意味で正解 ・パーク24の西川社長は、当初「駐禁」の看板を販売で創業したが、そのうちに日本信号の無人駐車場システムと出合った。 →仕事を始めるとその業界の情報が集まってくる ○事業の成長ステージ毎に変化が必要 ・スタートアップ期、急成長期、経営基盤確立期の各ステージ毎に、昆虫が変態するように各経営要素の比重を変化させねばならない。 <参考文献> ベンチャー企業論改訂新版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月15日 02時32分34秒
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