自称起業家の読書日記

ＭＳＮ毎日インタラクティブで12/29から毎日連載されている「縦並び社会・格差の現場から」という記事に、最近注目している。
毎日、衝撃的な事実が記事になっていて、まさかここまで所得格差ができているとは、思ってなかったので、驚いている。
きっと、もうすぐ大きな社会問題になる気がしてならない。

それにしても、現状の中にもかかわらず、毎日新聞の世論調査によると、社会全体を「上」「中の上」「中の下」「下の上」「下の下」の五つに分けたとき、自分の生活程度がどこに入るかを尋ねたところ、「中の下」が４８％で最も多かった。「中の上」が２６％、「下の上」が１５％で続き、この三つでほぼ９割を占めており、同じ質問をした1968年以降の計21回の調査と、ほぼ同様の結果となっている。生活程度の実感からは、以前と同じ「総中流」が続いているらしい。

しかし、世帯年収1000万円以上の人の39％が「中の下」と回答し、300万円未満の人でも12％が「中の上」と答えたという、生活レベルの認識に差があり、ある意味では、所得格差の事実を知らない平和な人々が多いのかもしれない。