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カテゴリ:セミナー・講演会
12/20の夜、創業・ベンチャー国民フォーラム主催の「第3回Japan Venture Awards イブニングフォーラム」に参加してきた。
地方で起業し、事業を成功させている起業家3名の話が聞け、良い機会であった。 <フォーラムのメモ> ○株式会社いろどり(徳島県上勝町) ・日本料理のツマ(葉っぱ)の売上ノミで、従業員190人で年商2億6千万円。7年連続黒字。(関連会社5社で年商30億円) ・環境の違いをビジネスにした。 ・地元の人は、自然の資産の価値を理解できなかった。 ・人口2千人の内、半分が65歳以上の老人の町。 ・出番があって必要とされている事が大事である。自分が得意な事をやらせてあげる。 ・田舎にもビジネスの素材はいくらでもあり、それに気づかないだけである。 ・田舎では、一人勝ちで儲けているとわかってしまうと、みんなが引いてしまう。 →謙虚さが大事。 ・営業方法は、10年かけて北海道から九州まで、客として店に入って食事をしながら商品説明をした。 →まだ現在でも70~80%は、料理人が自分で山に入って採っているので、まだ伸びると想定している。 ・老人用のシステムを開発 →マウスではなくトラックボール。専用画面に色で文字を変化させる。文字サイズは16ポイント。 年寄りは3回~4回までなら次のステップに進められる。 →田舎の年寄りは、プライドが高いので隣近所には負けたくないと思っているので、ランキング情報を啓次することで、画面を見に行くインセンティブを与える。 ・田舎で起業をしてほしい。自身を持って進めば、人を引き付ける魅力がでてくる。 ○株式会社Jig.jp(富山県) ・「Jigブラウザー」 月/630円、スクロールでPC画面を携帯で見られる。 →2004年10月1日リリースで、現在5万人ユーザー。 ・「JIgムービー」 携帯での画面で、映画の全国試写会を開催 ・以前に2回起業を失敗。 →1回目は創業メンバーと開発方針が違ってしまった。 →2回目は販売代理店経由で商品を販売した為、直接ユーザーとの接点が無くなった。 ・ずっと一緒に働きたい人を選ぶようにしている。 ○株式会社ビックバイオ(熊本県) ・主婦だったが、最初は手作りで「カビ処理剤」を作っていたら、だんだん注文が増えてしまって一人で作れなくなった。 ・「バイオブロック」の開発エピソード →1999年にWebサイトを見て、マレーシアから引き合いがあった。 怪しいと思い、相手にしなかったら、マレーシア人が2人、合計3回、会社まで訪ねてきた。 騙されたと思って旅行がてらマレーシアに行ったら、マハティール首相に合うことになり、国として導入して頂くことになった。 ・社員の9割が女性であるので、家庭の悪口を言えるくらい会社の居心地を良くしている。 →社員には家族の為に働いているのだから、家庭を一番に考えるように言い聞かせている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月23日 01時48分13秒
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