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カテゴリ:起業・ベンチャーの本
ご存知、直木賞作家・経済評論家である邱永漢氏のお金儲けシリーズ全6巻の3冊目。
1冊目『お金持ちになれる人』(筑摩書房)、2冊目『損をして覚える株式投資』(PHP新書)、今回り3冊目は、脱サラを試みる人への50のアドバイス。新書なので、サット読めました。 巻末の「お金儲けの名手になりたかったら、まずお金の儲かりそうな仕事を探すことから初めて下さい」という著者のメッセージを忘れないようにしたい。 <読書メモ> ○最初の1歩は資本作り ・独立を決めた時から、あらかじめ資本を準備しておかなければならない ・知人から信頼を得ておくよう、普段から金銭的な面で周囲に迷惑をかけない ○儲かる商売をする人 ・お金儲けのうまい人は、お金の儲かる仕事を見つけるのがうまい人 ・価格決定権が自分達の手にあることが、お金の貯まるポイント →値幅を取れる商品、耐久消費財や趣味娯楽ではなく、日常使う物もOK ・フランチャイジーは、人のアイデアを借用て、お金を払って人の家来になっただけ ・その商売がお金の通り路に位置してるかどうかを正確に判断できる人 ・自分がやろうとしている業界に、新規業者が割り込むスキマがあるかどうか見定めれる人 ・モノ、ヒト、カネと経済を成り立たせているファクターのどこかに新しい動きがあると必ず新しいビジネスチャンスが生まれる ・成熟社会が必要な物で、スキマになっているところは何処か目を光らせる ・老人のフトコロを狙うのが最大のビジネス →年寄りはケチでお金を使うことを渋るが、お金を増やす話なら乗り出してくる ○起業後の資金繰り ・新しい仕事は自分の間尺に合い、お金が間に合うことが大事 →手に余る仕事に手をだしてはならない ・借金だらけになっても手形は振り出すな ・出資金は全部無くなる覚悟が必要 『起業の着眼点』 邱永漢著 PHP新書 2006年5月31日第1版第1刷 680円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月10日 06時28分42秒
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