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かんがるー日和の読書録

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2007.09.17
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カテゴリ:日本文学





≪あらすじ≫

三島由紀夫と同じ11月25日にわずか27歳で自殺した東大法学部学生・山崎晃嗣。

彼はなぜ死ななければならなかったか?

昭和史の第一人者が、隠された真実を解き明かした書き下ろしノンフィクション巨編。



高木彬光の『白昼の死角』から興味を持った光クラブ事件。

光クラブ事件はホリエモンのライブドア事件がおきた時、

この事件の再来と言われたことでも有名で

TVでも萩原聖人が山崎晃嗣役をやっていた。


三島由紀夫がこの光クラブ代表・山崎晃嗣をモデルに小説を書いていると知り、

かなり期待して読んでみました。

なんてったってあの『金閣寺』を書いた三島由紀夫だからね。



『白昼の死角』では掘り下げられていなかった

山崎晃嗣の精神構造、思考回路が三島由紀夫的に描かれいる。



でもそれだけ。



前半部分は山崎晃嗣の生い立ちが、

後半部分では実際の事件の経過が描かれているが

どちらも内容が中途半端になっていて、迫ってこないんだよなぁ。


「面白かった漫画や小説が有名監督によって映画化さたが

内容は期待はずれ。」



そんな感じに似てました。


この本のオススメ度 ★★☆☆☆





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最終更新日  2008.02.03 17:20:13
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