カテゴリ:日本文学
≪あらすじ≫ 三島由紀夫と同じ11月25日にわずか27歳で自殺した東大法学部学生・山崎晃嗣。 彼はなぜ死ななければならなかったか? 昭和史の第一人者が、隠された真実を解き明かした書き下ろしノンフィクション巨編。 高木彬光の『白昼の死角』から興味を持った光クラブ事件。 光クラブ事件はホリエモンのライブドア事件がおきた時、 この事件の再来と言われたことでも有名で TVでも萩原聖人が山崎晃嗣役をやっていた。 三島由紀夫がこの光クラブ代表・山崎晃嗣をモデルに小説を書いていると知り、 かなり期待して読んでみました。 なんてったってあの『金閣寺』を書いた三島由紀夫だからね。 『白昼の死角』では掘り下げられていなかった 山崎晃嗣の精神構造、思考回路が三島由紀夫的に描かれいる。 でもそれだけ。 前半部分は山崎晃嗣の生い立ちが、 後半部分では実際の事件の経過が描かれているが どちらも内容が中途半端になっていて、迫ってこないんだよなぁ。 「面白かった漫画や小説が有名監督によって映画化さたが 内容は期待はずれ。」 そんな感じに似てました。 この本のオススメ度 ★★☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.03 17:20:13
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