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浅田次郎著「輪違屋糸里」 読了しました。
【送料無料】輪違屋糸里(上) 【送料無料】輪違屋糸里(下) 私の芹沢鴨のイメージって悪かったんですけど、浅田先生は、違った目線で芹沢を描いてくれました。 不器用な、侍。芹沢鴨。 ちなみに新見錦のイメージも悪かったのですが、浅田作品では中々いい男じゃないですか。 お梅は、悪いイメージは無かったのですが、よく分からない位置にいました。 大店のお妾さんでありながら、芹沢に乱暴される。その後、妾の立場そのままに芹沢の下に通い続ける・・・。 自身、どう思っていたんでしょう。 今回は新撰組目線ではなく、彼らを取り巻く「女たち」目線での新撰組が見られます。 島原の天神(芸妓)・糸里。そして吉栄。 新撰組を預かっていた八木家と前川家の女たち。 そして芹沢のもとに通っていたお梅。 池田屋事件も油小路の変もありません。 金に苦労しつつ、侍としての矜持を保ちたい新撰組の見得や、好いた男に尽くしてしまう女たちの話なのですが、読ませますねー。 面白かったです。 浅田新撰組はこれにて終了。 図書館の本は読了したので、返却日までは、自前の本を読みたいと思います。 ちなみに、新撰組とはまだ切れません(笑 録画しっぱなし放置中の「新撰組血風録」も見なくてはいけないし、今やっているゲームも幕末(放置中のゲームはモロ新撰組だな)。 脳内幕末率が高いので、ちょっと別のジャンルに手を出すつもりではいます。 とりあえず西部劇。「明日に向かって撃て!」を観ようかな。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードだよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 14, 2011 07:11:21 PM
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