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昨日は、夫の仕事がお休みだったので、一家でドライブして、五木村という山奥まで行って来た。
行き先を何も知らされず、とりあえず私が運転することにして、夫のナビで移動してたら、いつのまにか高速に乗ることになって、熊本から人吉まで、1時間ぐらい(1時間以上?緊張してて時間感覚が麻痺していた)高速運転。 高速は、自動車学校で運転して以来初。 長時間運転していると、そのうち腰(というか腸骨のあたり)が痛くなってきて、高速降りたあたり(相良村)で旦那と運転を代わってもらった。 旦那いわく、シートがハンドルに近すぎるんだって。 (見てて異様なぐらい) だって、ハンドルから体が離れすぎると怖いんだもん。しばらくは仕方ないよねえ。 五木村は、夫がこないだ川辺川ダムの取材で訪れて、その自然に圧倒されたらしく、私たちにもぜひ見せたいと思い立ったらしい。 川辺川ダム建設周辺のあれこれや、五木村のあれこれなどを夫から聞きつつ、また、夫はちょこちょこ色んなところで仕事用の写真を撮りつつ、五木村のあちこちを移動した。 五木村の自然は本当にすごくて、もともと山育ちで山フェチの私にはとても気持ちの良い場所だった。 山のスケールが、そこらの村とは全然違うという感じ。 徳島で言うなら、大歩危小歩危(おおぼけこぼけ・というすばらしい峡谷。誰も知らんよね)クラス。 五木村の中心部は、川辺川ダム建設により水没してしまうから、 そのほとんどの家屋・お店が、近年、もっと高いところにある別の場所か、村外に移転したんだそう。 (色々と、苦渋の選択を迫られてきた、複雑な過去を持つ村なのだった。) 超山奥にあるにも関わらず、全部の建設物が妙にこぎれいで新しく、 そのコントラストがまた妙で面白かった。 小雨が降ったり霧がかかったりで、 うっそうとしげった緑が一層神秘的だったなー。 川辺川にもおりてちょっと川遊びをしたんだけど、川面からもくもくと霧(?)が立っていて素敵だった。 川辺川の水は今まで見た川の中で一番綺麗だった。 エメナルドグリーン色なの。 川の水の豊かな徳島県に育ち、川の水の美しさにはうるさい私ですが、川辺川にはびっくり。 神が宿っているかのごとき美しさ。 ダムが建設されると、この川の水も多かれ少なかれ汚れるのは確実だそうです。 ダム周辺のあれこれは、新聞でちらっと読んでも全く頭に入ってこなかったんだけど、実際にあの川の水を見て、水に手を浸してみた今は、この川の水を汚したくないっていう気持ちがとてもよくわかった。 もちろん、ダム建設には色んな利点や防災上の理由もそれなりにあり、 一概に要・不要、良い・悪いとは言い切れないものなんだけど、 とにかく、「この美しいものを汚したくない、せめて私たちの手で食い止められる可能性がある限り、同世代に生きているものの責任として、そのための行動を起こしたい」と考えて色々と行動している人たちの気持ちの、ほんの一端は、私も共有して感じられたような気がします。 その後、五木村の温泉に入って(誰もいなかった!貸切状態)帰って来た。 熊本はどこにいっても温泉があってすばらしいのです。 しめちゃんは、いきも帰りも車で熟睡してくれて、とっても助かったんだけど、 一度、樹齢500年のイチョウの木を見るために車から降りたときに、 隣で作業中のクレーン車に夢中になって、車に戻るのを断固拒否、 そして反り返ったり暴れたりしたあげく、興奮したのか何かの弾みで打ったのか、 鼻血をたらーんと出していた。 最近、ますます意志が強いお子だなあと感じることしきり。 好奇心旺盛で集中力がすごいのはすばらしいと思うけど、つっぱしって大きな怪我をしそうなタイプのお子のようで、今後がちょっと怖い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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