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昨日の夕方、しめじが初めて熱性痙攣を起こしました。
前夜39度の発熱をしたけど、翌朝には36度台に下がっていたので、 その日の午前中に子ども文化会館で少し遊ばせたのがよくなかったんだと思う。 (野口整体では、発熱後、絶対に平熱より下がるときがあって、そのときにこそ安静にしておかないといけないと言われてるんだよね。発熱時よりも。知ってたのに、うっかりすっかり忘れていたよ) お昼ごはんはほとんど食べず、午後からはどんどん熱が上がってきて、 昼寝すらできなくなったので、これはいかんと小児科に行くことに。 が、近くのかかりつけ医は午後お休み。 なので、以前によい評判を聞いた、ちょっと遠くの小児科に車でしめじを連れて行った。 これもよくなかった。 最近は猛暑で、車内はしゃれにならないぐらい暑い。 その後エアコンで猛烈に冷やすから、温度の変動が激しい。ので、高熱のしめじにはきつかったんだろうと思う。 小児科の帰りは、ぐったりしたしめじをつれてポカリスエットを買いにコンビニへ。 すごくためらわれたけど、夫が出張なので、自分で買わなきゃと思ったの。 これもあとで反省。近くに住む人にメールして頼めばよかった。 熊本に来て1年強。最初は誰も知人がいなかったけど、 今はずいぶん知人・友人が増えた。 こういうときに頼まないでどうする。 だって、今後も転勤族でやっていくわけだから、 親・親戚・親友などの、数年~何十年のつきあいという人たちに囲まれて生活するってことはありえないのだ。 だから、特にしめじの健康にかかわる場面で、自分では無理と思えるようなことを、知り合って日の浅いような人々に頼むという勇気を持つとことは、 私にとってはとても重要なことのはずなのだ。 しめちゃん機嫌はいいけどかなり疲労している様子だったので、 (食べれないし眠れないし) E子さんにレイキの遠隔をメールで頼んで、 (E子さん、ほんとにありがとうございました!) 解熱剤を使おうと探しているときに、しめじの両目がどんどん上にあがっていった。 思わず、「しめじ、しめじ!」と大声を上げてしまうぐらい、 どんどんしめちゃんがどっかにいっちゃってしまうのがわかった。 即座に携帯で119。 (はるっちまんさんをはじめとするいろんな人の楽天日記を読んでいたため、すぐに痙攣だと気づいて行動することができました。ありがとう) 救急で必要事項を伝えている間にも、しめじは目をひんむいて、 顔色はどんどん紫になっていって、 両手両足をつっぱるようにしてどんどん硬直していく。 思わず電話しつつも「あー、どうしよう!」と声を上げたら、 電話先のおじさんが「大丈夫です、大声をあげるともっとストレスがかかって痙攣がひどくなるので、静かにしてあげてください。それと、 両脇と足の裏を冷やしてあげてください」と言う。 そうなんだー、大声を上げちゃいけないんだと思いつつ、 それでもしめじの泡をふいたり痙攣しつつうんちもらしたりするのを見てたら、なんだかもうわれを忘れて名前を何度も読んでちょっと揺さぶってしまった。 (揺さぶってもいけないらしい) それで、ほんとはじゅうたんの上かなんかにおいて安静にさせなきゃいけないんだろうけど、痙攣しているわが子をどうしても床の上におけず、 (そうしたらなんかそのまま死んでしまう気がした) そのままぎゅーっと抱っこしてどうにかアイスノンをだし、脇に無理やり挟み込んだ。 その後、救急車に乗り込んで、(しめちゃんおきてたら大興奮だったろうに…と切なく思いつつ)地域医療センターへ。 センターについてもまだ目がちらちらしていたのと、 初めての痙攣なので念のためということで、血液検査に加えて、CTスキャンで脳波をみることに。 睡眠剤を入れてもらっても結局1時間ぐらいしめじは泣いてて、 あんまり彼には睡眠剤も聞かなかった様子。 ようやくしめじが寝て、そのすきにCTスキャンを取ったあとは、 数時間にわたりひたすら点滴を打ってもらう。 私もしめじもレスキューレメディを摂取しつつ・・・。 結局、脳に大きな異常は見られなかったのでよかった。 今まで、私はひとつ熱性痙攣について誤解していたんだけど、 あれって、ナトリウム・カリウムを摂取しても防げるってものじゃないのね。 風邪による脱水症状を防ぐために、塩分の摂取は有効だけど、 それを摂取したからといって、熱性痙攣を予防できるかというと、そうではないらしい。 それと、熱が上がりきったときよりも、熱が上がるときに痙攣が出ることが多いんだって。 だから、痙攣予防薬というのはあるけど、それを使うにしても、適切なタイミングで使用できる親は少ないらしい。 (子どもの熱が上がっている最中に気づくことはまれだから) だから、予防に関してはあまり具体的なアドバイスはもらえなかった。 親切でしっかり説明してくれる、とてもいい感じのお医者さんだったんだけどね。 ほかにも、お医者さんが話してくれたことは・・・ 熱性痙攣は、一度やると癖になるというようなことはない。が、一度でもなったことがあるということは、痙攣を起こしやすい体質が多かれ少なかれあるということはいえる。 痙攣を起こしたらすべきことは、とにかく子どもの観察。何分ぐらい最初のひどい痙攣状態が続くか、とか、目の動きや手足の動きを観察してほしい。 昔は、舌をかみきらないようにタオルを口の中に入れるという処置が推奨されていたが、それは意味がないどころか、逆に有害。 とにかく、安全なところに寝かして安静にする。よく観察する。これにつきる。 ・・・でもさー、わが子があんなショッキングな状態になるんだもん、 横で静かに見ているのは相当高度だよ。 二回目以降はもうちょっと落ち着いてみられるかもしれないけど。 もし万が一また痙攣おこしたら、今度は救急車呼ばずにすむかなー。 やっぱり呼んじゃいそうだなー(お医者さんも、救急車呼んでいいですよと言ってくれたし) 結局家に帰れたのは夜の1時すぎ。 それまでは、出張から帰ってきた夫と交代で、寝ているしめちゃんの横につきそった。 途中、「なんか雑誌読みたい」と私が言ったら、 夫がコンビニで「nonno」を買ってきてくれたのが面白かった。 nonnoって相当若いよ。恥ずかしすぎてこっそり読んだ。 (でも、「saita」とか買ってきてくれるより心証はいいかも?) 夫は「ハルク・ホーガン」という漫画を買ってきて熟読していた。 しかし、今後、しめじが発熱したら「また痙攣したらどうしよー」って思うんだろうな。 今まではわりと高熱でもあたふたしなかったんだけど、 今後はまた違う、発熱へのアプローチが求められるな。 かといって、解熱剤をばしばし使うといいかというと、全然そんなことはないし・・・。 逆に、急激な体温の変化が痙攣を起こすから、よくないし。 小児科受診のタイミングを考えようと思う。 40度の高熱のときに受診しても、子どもが消耗するだけだし。 それと、小児科の先生の話を受動的に聞くだけじゃなくて、 こちらから自分の希望や質問を出して、積極的に情報を引き出すということも重要だと知った。 (これはみちよりさんのブログを読んで思ったこと) 今のところ、小児科にいっても、解熱剤と抗生物質と咳止め・鼻水止めが出て、 「今のところなんともいえないので、経過をまた見せにきてください」といわれるだけ。 いままで3つの病院にかかったけど、全部そんな感じ。 でもそれって私のかかわり方にも問題ありだったかもって思って。 こっちがどういう方針で子育てしているか、自分は子どもの症状についてどう思うか、薬の処方についての希望など、 もっと私からかかわっていけば、ありきたりの処方+診断も変わっていくかも、と思う。 今日は長い日記書いたので疲れました。 今朝は、鈴虫が一匹死んでてぎょっとした。 しかも、頭だけ食われてるし・・・。 頭が一番栄養のある部分なんでしょうね。 鈴虫へ。むら食いはやめて、食べるときは残さず全部食べてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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