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カテゴリ:マドレボニータ
「専門家のための集中講座2day 産後のリハビリ・産後のセルフケア指導法講座in熊本」と題して、
マドレボニータの吉岡マコ先生をおよびして、 2日間12時間にわたる講座を熊本市内で行いました。 前夜、マコ先生&タマリロとの夕食のあと、 水野愛也氏のビデオを見て、その後、講座の用意をしてたらまた夜更かし。 (これって3月講座の前夜とまったく同じパターンだ) 今回の集中講座には、県外からもたくさんの方が参加してくださった。 (福岡からナチュラーママさん、佐賀県からぶんぶん01さん、 それに兵庫県からきてくださったリフレクソロジストの方など) さらに、助産師さんなどの専門家の方々はもちろんのこと、 産後2ヶ月以内の方々や、妊娠中の方々なども参加してくださり、 参加者の顔ぶれも個性豊かで、とても楽しい講座になった。 また、1日目はプロのカメラマンの方にもきて終日撮影していただき、 この写真をちょっとだけ当日見せてもらったけど、さすが!のプロな写真ばかりだった。 写真データが届いたら、後日、いくつかアップしますのでお楽しみに。 【全体的な感想】(詳しいことは2日目の日記で) ●去年末に参加した集中講座との内容の違い・進化をしっかりと感じた。 そして、その理由に心から納得。 ●去年からの自分の進歩・成長を確認できたとともに、 今後の取り組みの方向性もしっかりと定めることができた。 ●タマリロ☆マザーズのコミュニティがいい感じなわけが、少しわかった。 他者のおもしろいところを拾う技術、それを共有して、「拾う」技術を磨きあうこと、 それはまさにサービス精神のお話に他ならない。 これもまた2日目のレポで。 さて、1日目の内容はざっくり書くと、以下のような感じでした。 【1日目】 ●ボールエクササイズ なんと指名されて私オーチンがリード役をつとめさせていただく。 正しい姿勢→弾む→歩く、まで、まずはさくっと。 ん~なかなかグッドな緊張感でした。今後も鍛錬! ●講座に出るだけで終わらない学習の仕方 この二日間で、脳の活性化をする。視点を持ってのエクササイズ。 脳の活性化の条件 1.テーマを持つ 2.時間を区切る ●脳の活性化を促す具体的なメソッド→good and new 24時間以内にあったgoodなことを、1分以内に10個書き出す。 それを、決められたフォーマット通りに、1分以内に発表。 産後、自分の大変さをアピールすることのみをテーマに生きてしまっている人が多い。 脳は、なんらかのテーマを持たされたときに、 意識する・しないに関わらず、 自動的にそのテーマを探し始めるという習性があり、 その習性を利用したgood and new は、 思考(マインド)の方向性を変える効果がある。 ちなみに、私はすぐに10個かけたので、なかなか良いstate of mindで日々過ごせているのかしらあと、ひそかにほくそ笑みました。 ●全員で輪になって、自己紹介がてらのシェアリング 10秒間で、自分が今やっていること。 その後の10秒間で、ここで何を学びたいか、を語る。 お手伝いしてくださったおしりさん(感謝!)が指名した方が、 ひとりずつ順にお話し、それにマコ先生がところどころコメントをくださる。 更年期のトラブルについて、「ボールの教室」で終わらないために、産後うつのメカニズム、 「仲間作り」とそれにおけるコーディネーターの役割、産後は「手放す」ということを学ぶ絶好の機会、 脳と体の連繋を強めるには、ヘルニアになる人のからだの傾向、etc. 総括:今後活動を展開しておく際、要所要所で、 自分の活動の原点になった思いを振り返り、確認することはとても重要。 ●セルフケアを指導するとは。 例えていうなら・・・「肩もみ」をするのではなく、肩こりの原因の 「メカニズムを理解させてあげた上で」、肩がこらない暮らし方・ワークアウトを教えること。 そうなのだ…「メカニズムを理解させてあげる」というのが、今後私がもっと追求していきたいところなのだ…。まずは自分が理解だね。 ●本当のセルフケア セルフケア=なんでも自分でするということではない。 自分の体(筋肉)の状態を常に意識し、 自分で自分の体のケアに責任を持つということが、本当のセルフケア。 自分でできないと思ったことは、他者にゆだねてケアしてもらう。その判断に責任を持つ。 ●循環型の社会 ケアを受けた人が、一生受けたままで終わるのではなく、今度は与える側にまわることが大切。 ●姿勢について 自らの今の姿勢は、自分が選択したものに他ならない。 姿勢の話をするときの、7つのポイントを学ぶ。 姿勢の7つのポイントを話す際、美容と健康という二つのアプローチを、聞き手によって使い分けて話すとよい。 例:おなか:美容→三段腹 健康→臓器の下垂・圧迫 ●二人組みで見合う お腹、背中(脊ちゅうきりつ筋)、バスト、肩甲骨 筋肉の量をひたすら増やすのではなく、同時にコントロールする力を強化することがもっと大事。 他者に姿勢・動作を説明するときの表現について: 「目に見えるものを、具体的な位置関係や数値化されたデータを使って、明確に表現する」 ×胸を張って ×背筋を伸ばして (↑こういうフレーズって、普通にエアロビとか健康体操とかのインストラクターの口からもしょっちゅう聞いたような気がします。) ●ボールエクササイズ2回目 マコ先生のリードで。 正しい乗り方、バランスとは、弾む、歩く、ステップタッチ ●new産褥体操 目的:正しい骨格のあり方を体に覚えさせる。 ペアになって体操のやり方を学習したあと、1人ずつが交代にうつぶせになり、悪い足の形と良い足の形をそれぞれスケッチ。 こういうスケッチは初めてしたけど、描くことによって、 ただ漠然と見るときよりも、視界情報が線として集約され、 客観的なデータとして、「形の違い」を把握・理解することができた。 ●シェアリング (1日目は説明のみ) テーマ・時間を決めて、メモを取りながら話を聞く。 テーマ 1.パートナーシップ 2.仕事 3・人生 の中から30秒で選んでもらう。 用紙の左上端に、目標も記入。 産後という時期に、上記のテーマについてあえて考える機会を持たせる。 「子育てが一段落着いて時間ができたとき」に、 まっしろな状態で何から手をつけていいかわからない、 なんていう事態になるのを防ぐために。 ペアになって、テーマについて1人5分間しゃべって、 聞いていた人は、1分間でその話をまとめる。 「表現する力」、「聞く力」を養う。 他者のフィルターによる表現を聞くことにより、自分の思考を客観視できる。 ●雑誌のスクラップ 各自持ち寄った雑誌から、良い姿勢・悪い姿勢を見つけ、 スクラップして紙に貼り、それに説明を付け加える。 ●ポージング さっき切り貼りした「良い姿勢」を鏡の前でまねしたあと、 二人組みになって、マコ先生からそれぞれ手渡された雑誌のスクラップの モデルたちを真似してポージングの練習。 私は1日目は、はるみっつとペアになってポージング。 うすうす想像はしていたけど、良い姿勢で写っているモデルというのは、 私の想像をはるかに超えた筋肉コントロール力を発揮して、 あの一瞬のポーズを作っていたのだった。 私の真似したモデルさんは、マドレボニータ的ポージング(ウォーキングの前の基本の姿勢)を応用してもっとひねりをきかしたようなポーズだった。 それにしても、このスクラップ→ポージングの練習っていう一連の流れはとても楽しく、刺激的で、かつ有意義だと思った。 このモデルは、ここをこうひねっているからこうなっているんだ、 など考えつつ真似をすることにより、他者に姿勢・動作を説明するときや 自ら鍛錬をする際に必要な「視点」を養うことにもつながると思った。 ------------ 講座のあとは、マコ先生、ぶんぶん01さん、ナチュラーママさんとオーチン一家で、会場近くのお店で夕食。 ぶんぶん01さんのお子さんと、うちのしめじの月齢が近くて、 最初は全然目線すら合ってなかったけど、少しずつ一緒に遊び始めた (というか、関わり合い始めた)様子がかわいかった。 そうだ、ちなみに、しめじってハンドル名(?)ですから! 最近、しめじってどういう漢字ですか?って聞かれたりすることがよくあるので。 さすがに、しめじはないっすよ。いや、ありなのか? まあそれはともかく、夕食後に帰宅すると9時過ぎで、 その後、お風呂に入ったあとにバタンキューで22時半には寝てしまった。 ブログ更新だけは死ぬ気でしようと思ったのにさー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.03 02:58:25
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