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カテゴリ:タマリロ☆マザーズ
先日、第2回ボールエクササイズ自主練会が市内で開催された。
って、えらそうに書いてみた。 実際参加したのは6人ぐらい?だったんだけどね(笑) でも、中身はホットでした。 私はしめじ熱が前の晩にどうにか収まったばかりだったので、 しめじを連れて、彼とボールごっこやお絵かきをしながら、 会場の端からこっそり様子を見学。 自分以外の人たちがリード役を務めるのを見るのは、 ものすごく勉強になる。 初めて挑戦のるーぽじおさんは、持ち前の明るさと、 普段のお仕事で鍛えたよく通る声でその場に勢い&エネルギーを振りまいていて、 細かいところは初挑戦なので置いておくとしても、参加者が「楽しい!」て思える雰囲気つくりには成功していて、さすが!と思った。 3回目(?)に挑戦のゆっこさんは、 普段からとても落ち着いた物腰でしゃべる方で、 声もそんなに大きいほうじゃないんだけど、 発する言葉に対する強い信念とか、伝えたいという思いが以前にくらべてぐっと増しているような感じで そのせいで、声がまえよりずっと通るようになっていた。 それと、ボールエクササイズの各動作を、ルーチン化して「こなす」 のではなく、自分の頭で、動作の意味・目的を一端分解して考えた上で、 できるだけ自分の言葉でインストラクションをしようとしているのが わかり、それは私にとってもすごく刺激になった。 平日の昼間で、託児もこちらでは手配してないんだけど こうやって子持ち女子が集まって、かなり質実剛健に自主練をしている様子を、はたから見させてもらって、なにやら少し、感慨深く思った。 私は、出産後すぐに熊本に来たんだけど、 それまでの東京での人間関係っていうのは、 「友達」「知人」「上司」「同僚」「彼氏」「弟」ぐらいのものだった。 それが、熊本にきて、 「同じビジョンを共有する仲間」というのに出会えた。 (それ以外にも、近所の顔見知りの人たち、人生の真髄のところでいろんな話ができるスピリチュアル友達、子どもをともに育ててくれる頼もしい保育のプロたち、あとはいわゆるママ友たち、など) その仲間っていうのは、友達であるときもあるけど、 時に友達よりも厳しく、甘えのない関係性だ。 東京での仲のいい友達は、一晩中話をしていても楽しくて飽きなかったが 「将来についてのビジョンや理想」を共有しているわけではなかった。 熊本にきてから、自分から求め、そしてその結果得られた仲間というのは、 将来の自分たち、ひいては「世の中」についての理想・希望を共有できる人たち。 そして、その希望を実現するために、自分でも何かしら動いている、または動こうとしている、そういう人たちだと思う。 別に、どっちの関係性が上だとか下だ、とかは思わない。 今でも友達と長電話で話すのは楽しいし、 友達にしかいえないこともある。 単に、熊本にきて、自分が他者と交わる上での関係性の種類が、 ぐっと豊かになったことにあらためて気づき、 それを誰にともなく感謝したくなったのでした。 転勤族の妻である私は、熊本に今後ずっといるわけではない。 そういうタイムリミットを感じつつ生活しているから なおのこと、今自分を取り巻く人間関係が、とても愛おしく、 ありがたく感じるんだろうな、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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