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カテゴリ:からだ
本日、産婦人科にて無事、お腹の子の心拍確認。
よかった。 これで一応妊娠確定ということで、お仕事関係者にお伝えしたり、 長期のスケジュール調整にも乗り出せます。 ここ一週間は典型的な妊娠初期の症状が出ていて、 胸焼け・においに過度に反応・常に微熱(37・5℃~37・8℃)、とにかく眠い、だるい。 土曜日は、夫にしめじを近所の公園に連れ出してもらい、ひとりでがーがー昼寝。 日曜はどうにか復活して、しめじとちょっと遠くのグスクロード公園へ。 海が見える素敵な公園。 ああでも、一人目が助産院からの搬送で緊急帝王切開になった身としては、 今回の産み場所選び、自分と赤ちゃん含めのリスクヘッジは、なかなか大仕事になりそう。 正直、病院での陣痛期の過ごし方を勉強するにつれ、 びっくりすることばかりで、少々びびっています。 助産師さんはときどき回ってくるだけ?ずーっとつきっきりで腰さすってくれたり、 アロママッサージしてくれたり、しないの?とか。 分娩監視装置を(分娩第二期は)ずっと巻きつけていなきゃいけないのね!とか。 VBACだと、お産の進行が2時間ストップしたら帝王切開に踏み切らないといけないんだ!(がちょーん)とか。 一人目のときは、子宮口全開までの6時間(早かった)と、その後の12時間(長かった・・・)、胎児の心拍が低下してくるまでは、 ずっと助産院で、痛いながらも常に1人から2人の助産師さんにケアを受けて過ごしたので、 病院でのお産の内実を知るにつけ、「ああぁーわし耐えられないかも」と思ってしまうのだ。 どうにも自由にならない陣痛期を過ごすぐらいなら、 リスク回避の意味でも、予定帝王切開のほうが・・・? なんて思いもよぎる。 インターネットでアレコレ調べていると、VBACで、子宮破裂により奥さんを亡くされた方のHPなどにも出会い、「うーん出産で私が死んだら、旦那もしめじも困るよなぁ、たぶん」と思ったり。 ただし、帝王切開にも合併症や産直後のエクストリームな不自由さなど、リスクはある。 どちらにしろ今後、それぞれのリスクの中身をしっかり吟味し、 夫と話し合って、自分たちなりのリスクテイクをしていかなくてはならんのだけど。 現在通っている浦添のU病院は、クチコミでもとても評判がよく、 フリースタイル分娩やいわゆる「赤ちゃんにやさしい」母乳育児方針を取っているところ。 一人目帝王切開だけども二人目は経膣分娩のいわゆるVBACももちろん行っている。 成功率は七割。 U病院産婦人科のHPのお産参考書には、大野明子氏の「分娩台よ さようなら」や 高島系子氏の「妊婦は太っちゃいけないの?」まであり、 なかなかユニークな方針のところのようにお見受けしています。 要するに、万が一の医療体制のバックアップもありつつ、現在のお産事情や新しい流れをくんで、できるだけ産む人のニーズに応えようとしてくれている、産院としては実に頼もしいところ。 ただやはり、病院という場所であるがゆえの仕方のない事柄も、多々出てくるのだけど・・・。 4週後の助産師外来で、妊婦の希望含め、がっつり詳しいお話や分娩室の見学ができるようなので、 それらの話し合いを待って、産み場所・産み方(予定帝王切開か、VBACか)など、 判断しようと思っています。 もちろん、自分たちの希望をしっかり表現し、私自身の「リスクのある」からだと、医療現場の限界とを照らし合わせ、ひとつずつ双方で折り合いをつけていきたいとも考えています。 ---- それにしても、『分娩台よ さようなら』を読んでみて思ったのが わたしは、一人目妊娠時に、お腹の子を大きくしすぎたんだなーと。 体重は8キロ増加でしたが、運動不足だったのだと思います。 妊娠中はストレッチやスクワット・ヨガはしっかりやってたけど、 有酸素運動はしてなかったし、 そんなにまじめに歩いてもなかったし、骨盤とか意識して動かしてなかったし。 (今回もそんなに歩く気ないけど。沖縄の真夏に3時間とか歩いたらおそらく死ぬだろう) 実際は助産師さんにも太鼓判を押されていたし、自分も優等生妊婦の気分でいたけど 今から考えると、からだがなまっていたのかも。 これって個人差あるからあくまで私の場合です。 体重13キロ増えても、毎日スクワットやヨガしてたら安産って人もいるだろうし。 ---- 産後の大変さは、程度の差はあれ誰しも経験することだけれど、 特に産褥期に限って言えば、その大変さの度合いに、出産自体が大きく関係していることは確か。 会陰切開したかどうか、母乳育児のスタートが順調だったかどうか、 帝王切開後の傷が痛むかどうか、いきみにより脱肛・痔が発生してしまったかどうか、 などなど。 もちろん安産だから産後は絶対ラクっていうわけにはいかないけど、 難産より安産のほうが絶対、産直後の身体的負担が軽いはず。 そしてお産は自然の摂理なので、「どうしようもないこと」ももちろんときにはあるけれど、 出産のだいたいの経過は、妊娠期からのからだ作りによって変わってくるものなのじゃないかな、と思う。 まあ要するに、産後は妊娠中からつながっている、ということ。 当たり前だけど、産後の専門家を名乗る身としては、見落としてはいけない大事なポイントだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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