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子どもを小児科に連れて行くと、いつも思うのだけど、
薬剤師の人が、薬の説明しますよね。 突如あらわれて、 「解熱剤と抗生物質だしておきます解熱剤は熱があがったときに服用でも8時間あけてください抗生物質は一回1袋毎食後に服用してください両方とも粉薬ですねはいどうぞ」 と一気に説明しますよね。 これにいつも圧倒されます。あまりにも一気にしゃべるのでわたくしの脳スピードではまったく理解できなくて。 薬剤師の人は一日50回ぐらい同じ説明してるから、 もうしゃべる内容が完全にマニュアル化していて、 彼女としては何も考えなくても口からすらすら言葉が出てきて、 はい説明しました任務終了~って感じなんだろうけどさ。 まあ小児科での勤務って猛烈に忙しそうだし。 でも言葉の受け手のことをぜんぜん考えてないわけだよね。 これではプロとはいえないと思ってしまいます。 聞く人あってのトークであって 「先にトークがあって、後に聞き手が来る」ってのではいけないのだ。 というわけで身につまされました。 産後セルフケアインストラクターの仕事でも、 「何も考えずに言葉がすらすらでてくる」状態をまずは目指すことが大事。 だけどその段階に達したら、 今度は、一度パターンとして覚えこんだ一連のセンテンスを意識的に忘れ、 「現在」のお客様や状況・場面から必然的に生み出される、 自分の生の言葉を語るようになりたい。 自己満足で一方的なひとりごとトークではなく 相手の表情や反応を引き出し、うまくひろった上での 双方向のコミュニケーションが大事。 なのは、きっとこの職業以外でも同じなのでしょう。 今日からへそnet.では4月の4回コースがスタート。 気分新たにがんばります。 子どもの熱が下がることを祈りつつ。 (下がらなかったら病児保育です。ありがたや・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.04 01:39:56
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