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息子の通うMのこ保育園は、本当にすばらしいところ。
園児の自然児っぷり、遊びっぷり、悪がきぶりには、毎日本気で感動するのです。 片道20分~30分の距離なんてほんとにちっぽけなものに思える、それぐらい多くのものを、息子はこの保育園で受け取っていると思う。 だけどだけど、この保育園、現在運営難なのです! 認可外なので、沖縄の認可保育園にくらべて保育料が高く、 入園児がいない状態。経営ピンチ! こんなにハードコアで面白い保育園なのに!!もったいない。 行動派のおかあちゃんたち(園児の母たち)が、さっそくMのこ保育園の宣伝のため、ブログを次々と立ち上げています。 とりあえず私も、この園のハードコアっぷりを、いっちょブログに書いてみようと思い立った次第です。 まず、ここの保育園は外観がボロい(笑)。←あ、アピールにならんか。 私の母に言わせると、「牛小屋かと思った」だそうで・・・。 いやでも、自然の素材だけで作られた、風通しのよい素敵なつくりの建物なのよ。 (モノは言いよう) そして、ここの園児はいつも小汚い。 どろんこになっていたり、どどめ(桑の実)を食べまくって口の周りが泥棒のように黒くなっていたり、ちんちん丸出しで水浴びしていたり。 保育園の園庭には畑があって、にんじんやセロリ、イチゴ、じゃがいもなど、いろんな野菜が植えられている。 お腹がすくと、園児はその畑にいって野菜を抜き取り、水道の水で洗ってぼりぼり頭から食う。 これ、1才の子もやってるからね。最初びっくりしたよ。 他にも、パッションフルーツの木や、どどめの木(甘くておいしい!)、バンシルー(グヮバ)の木や、さくらんぼの木まで植わっていて、小腹がすいた園児は、それらの木によじのぼり、めいめい気の向くままフルーツを味わっている。 お散歩にいったときのお楽しみは、サトウキビ。 サトウキビを刈り取っている業者のおじさんを見つけると、かならず園児たちが「サトウキビ食べたいな~~」と言い出し、その要望に負けて、おじさんはいつも、サトウキビを数本くれるのだ。 それをえいこらさーと引きずって園まで帰り、それぞれ、歯で固い皮をちぎってむいて食べる。 この皮ってめちゃくちゃ固くて、保育士の一人は、園児のために皮を歯でむきすぎて、前歯が欠けたとか! 散歩にいかない日でも、園のすぐ隣には山があって、 そこで、ヤギのパコを放牧したり、草の上をそりすべりしたり、園の畑を耕したり、木にひたすらよじ登ったりして、一日があっという間に終わっていく。 給食は、薄味で素朴な野菜中心メニュー。 ここで、オキナワンな料理もたくさん食べられるのもいい。 (ソーミンちゃんぷるーとか、おやつはひらやーちーとか) 園児は、「みわこー」「まゆみー」などと、保育士を呼び捨て。 保育士の先生たちは、もう「ありですか?」というぐらい、愛情あふれる人たちばかりで、息子がその日にやったことなどを、お迎えのときにいつも面白おかしく話してくれる。 なんかちょっとまともな服などたまーに息子に着せていくと、 「あい、じょーとー!」といってほめてくれる(笑)。 自閉症の子も一人いるのだけど、その子を特別扱いするのではなく、一緒に充実した時間を持てるにはどうしたらいいか?という観点でいつも保育士たちが考えてくれている。 この間は、自閉症の子の母と、理学療法士の保護者が中心となって、保育園で、「自閉っ子を考える会」という勉強会が催され、保護者の出席率もすごくよかった。 そんなふうに、保護者たちもとても面白く尊敬できる人たちが集まっているのだ。 が、いかんせん運営難・・・ そんな保育園なのですが! なんと、明日、RBC(ローカルTV局)の取材がくるんだって! 来週の、「気ままにロハススタイル」で一週間にわたり放映されるそう。 そうだよね、ロハスってなんかよくわからないけど、この保育園て、ロハスじゃん!? しかも気ままに。ちゅーか奔放に、ちゅーか野生児のごとく。 あ~、これで念願の新入社員、じゃなくて入園児、来るといいなー。ほんとうに。 先生たちは、「カメラが入るからといって、顔を塗りたくったりしてこないでください」と事前にTV局の人に言われているらしい(笑)。 ロハススタイル、だしな・・・。 子どもにもいっちょうらを着せてきたりしないでいいからね~なんて話してました。 沖縄在住のみなさま、ぜひチェックしてみてください。 それと、毎週木曜は園庭開放の日なので、ぜひ遊びにきてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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