年末のおもひで・・・。
いつも、この時期になると思い出す出来事がある・・・。とても悲しく、身を切るような出来事だ・・・。あれは私が小学校3年の時だった・・・。当時、私は 「お習字」 に通っていた。今年最後の 「お習字」 で、 「かきぞめ」 をやる日だ。近所の書道教室まで、自転車で出掛けた。私は新品の太筆が嬉しくて、友達に見せながら手に握って書道教室に通ったのである。と、その時・・・前から父の車が走ってきた。私は、大きく手を振りながら「お父さ~んっ!新しい筆、ありがと~~~っ!」と、叫んだときだった・・・。どんがら がっしゃ~んっ!Σ( ̄ロ ̄lll) ???????気が付いたら、私は用水路に自転車ごと落ちていた・・・。・゚・。(/□\*)。・゚・わ~ん痛いわ、冷たいわ、恥ずかしいわ、悔しいわ・・・大泣きしている私の声を聞きつけ近所の人が見に来た・・・。「どんちゅん♪大丈夫かい?」「また、どうして・・・そんなとこに落ちたんだい?」心配そうに聞いてくる人に「お父さんの車が来て落ちた。・゚・(*ノД`*)・゚・。」Σ(=゚ω゚=;) えぇっ!?誤解して驚くおばちゃんをよそにぷかぷかと流れていった新品の筆・・・。なんとか自転車と一緒に引き上げられたとき母も電話をもらって駆けつけて来てくれた。「お父さんの車が来て落とされたって言ってたけど・・・」心配そうに説明するおばちゃん・・・。母は大笑いしながら「お父さんは、まだ寝てるよ~」「きっと勘違いして、はしゃいで落ちたんだよ~」「本当にドジな子だねぇ~」(*⌒∇⌒)ノ彡 うひゃひゃっ☆ずぶ濡れの私を見て、大笑いしながらすべてを見抜いていた母・・・。この時期になると思い出すとても悲しく、身を切るような寒い出来事だ・・・。