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●「どんぐり理論」では、思考の認定力を育てる時期が個人が人間として生きてゆく上での判断力を身につける時期としています。オリジナルの判断基準や行動基準を身をもって体感とともに身につける時期になっているからです。
さて、 ●「君たちはどう生きるか」 という本が2018年一番売れた本で263万部(合計=漫画+小説)突破!...と新聞の広告で知った。その広告にあったキャッチコピーを見てみると、 「僕たちは、自分指針の人間的な感情に裏打ちされた判断力を持っている」が、その使い方をマスターしているとは限らない。だからといって情報に振り回されて人間とは言えない判断を下すことだけは避けてほしい。僕たちは「自分で自分を決定する力を本来的に持っていることを諦めないでほしい」ということである。
現代は、自分を見つめる時期そのものがない場合も多いので、「判断力は、よほど意識して育てないと、12歳までには育たない時代になっている」といえる。
●どんぐり倶楽部が設定している大前提 http://reonreon.com/reonreon/172364050/index.html 「なぜ人を殺してはいけないか」 「人生は何のためにあるのか」 「何のために勉強するのか」 「教育とは何か」 どんぐり倶楽部の考え方の全容は、このような根本的で、人間が長らく考え続けてきたような問いを出発点に置いています。 その解答とは、...。 1980年以降、この判断力は自然には育たなくなっていましたので、2003年に出版した「絶対学力」の<あとがき>ではこう書いています。 ■絶対学力〜9才の壁をどう突破していくか〜」(2003.03)【あとがき】 <前略> 私は子供たちに、鋭い観察力と深い桐祭力を身につけてもらいたいと思っています。 これらの力が身につけば世界は限りなく素敵な様相を呈してくるからです。 私は、これこそが子供たちへの最高の贈り物だと思っています。 そして、そのためには「考える力」が必要なのです。 昨年も奈留島(五島列島)の千畳敷で、海水浴がてら石を集めてきました。 誰一人として見向きもしない石も、私には素晴らしい石に思え、辺り一面が宝の山でした。子供たちも私の真似をして、たくさんの石を集めて「きれいだね」「アヒルさんみたい」「何で丸いのかなあ」などと言いながら品評会をしていました。 それぞれに集める基準が違うので、それぞれに面白かったようです。 些細なことですが、ここでも子供たちはうっすらと自分で
多くの場面において、自分自身で判断基準を創り出すことができる人生は一気に素敵なもの・有意義なものになります。 私は、子供たちに自分の人生を楽しめる人間になってもらいたいと思っています。 教育とは人生を楽しむことができる力を育てることです。 一人一人が自分独向の判断基準を創り出すことができる力を育てることです。 そして、学力とはこれらの様々なものの見方・考え方を理解できる力のことです。 親がいつまでも、子供たちにアドバイスできるわけではありません。 私達のすべきことは、この時の力の素を作ってあげることではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月31日 10時58分32秒
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