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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
イーデン・フィルポッツの「灰色の部屋」(The Grey Room,1921)を読んだ。田園作家として著名であった(読んでいません,笑)フィルポッツが60近くになって初めて書いた推理小説。 デヴォン州にあるウォルター・レノックス卿のチャンドランズ屋敷には「灰色の部屋」と呼ばれる閉ざされた部屋があり,過去にその部屋で2人が不可解な死に方をしていた。 ウォルター卿の甥ヘンリーとの意地の張り合いで,「灰色の部屋」で一夜を過ごしたウォルター卿の娘メアリの夫トーマス・メイは翌朝死体となって発見される。 それをきっかけに,その部屋が次々と不可解な死を呼ぶのだが…… カーター・ディクスンのヘンリ・メリヴェール卿シリーズのファンなら「赤後家の殺人」に似ているなぁと思うかもしれない。 実際,自分の場合,それに思い至ったとたんに「灰色の部屋」の謎がわかってしまった。 もちろん,ストーリーの展開は2作それぞれ違うので,メイントリックがわかってもおもしろさを損なうことはなかった。 また,自分が読んだ順番と違って,書かれたのは「灰色の部屋」のほうが10年以上前であることも,ここで断っておいたほうがいいだろう。 舞台としてあいかわらずイタリア(ここでは湖水地帯ではなくヴェネチアだが)が登場するのは,いかにもフィルボッツらしい。 イーデン・フィルポッツの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (イーデン・フィルポッツ)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/06 01:08:15 AM
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