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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
ネロ・ウルフが登場する長編33作品中14作目にあたる,
レックス・スタウトの「編集者を殺せ」(Murder by the Book,1951)を読んだ。実はこれ,ものの見事に再読で,再読であることはすぐにわかったのだが,このブログで記事にしていたことは全く覚えていなかった(笑) ニューヨーク市警のクレイマー警部がウルフの事務所を訪れ,弁護士事務所の事務員が殺された事件で被害者がもっていた人名リストのメモを見せるが,その場ではその名前が創作ではないかというにとどめ,クレイマーはあきらめて引き揚げる。 数週間後,イリノイで食料品の卸問屋を営むウェルマンが,娘の死を調べるように依頼するが,編集者であった娘から父親への手紙の中に,ベアード・アーチャーというクレイマーのメモにあった名前があったことから,ウルフは2人の死を結びつけて考えるようになり,さらには,もう1つの殺人事件が起こる。 依頼料の5千ドルといい,途中で何回かウェルマンに捜査の続行の可否を打診することといい,今回はウルフにしては珍しく,ボッタクラない(笑) 「毒蛇」や「料理長が多すぎる」で見せた,大勢を集めて話を聞きだすというウルフの手法は,今回アーチーに任され,弁護士事務所で働く10人の女性から,蘭の花とブレンナーの料理とアルコールを使って,事件の真相に迫っていくことになるが,この場面はなかなか楽しい。 女性の相手をするのを嫌がったウルフは,その間ラスターマンに行ってマルコと食事をすることに。 また,外出嫌いのウルフにかわって,事件の現場に行ったり,関係者の話を聞きに行ったりするアーチーだが,今回は飛行機に乗ってロサンジェルスまで遠征し,例によって「ならぬ恋」に陥ることにもなる。 犯人と連続殺人の動機に意外性があり,ミステリとして読み応えがあった。 登場人物などをフリーページのレックス・スタウトメモ(ネロ・ウルフシリーズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 レックス・スタウトの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (レックス・スタウト)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/23 12:21:55 AM
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