【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

まあぼの交差点

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Comments

プロじゃないから恥ずかしくないもん@ 正統派美少女 正統派美少女正統派美少女正統派美少女正…
連絡お願いします@ 連絡お願いします 連絡お願いします連絡お願いします連絡お…
神待ち掲示板@ 神待ち掲示板 神待ち掲示板神待ち掲示板神待ち掲示板神…
ヒクヒクしちゃう@ ヒクヒクしちゃう ヒクヒクしちゃうヒクヒクしちゃうヒクヒ…
疼いちゃう@ 疼いちゃう 疼いちゃう疼いちゃう疼いちゃう疼いちゃ…
いいでしょ?@ いいでしょ? いいでしょ?いいでしょ?いいでしょ?い…
予定は決まりましたか?@ 予定は決まりましたか? 予定は決まりましたか?予定は決まりまし…
できれば年上が@ できれば年上が できれば年上ができれば年上ができれば年…
集結だよ@ 集結だよ 集結だよ集結だよ集結だよ集結だよ htt…
おさわりの導入@ おさわりの導入 おさわりの導入おさわりの導入おさわりの…
2007/01/21
XML

ポール・アルテの「赤髯王の呪い」(La Malediction de Barberousse,1995)

を読んだ。

短めの長編である「赤髯王の呪い」と3つの短編が収録されているが,イギリスの犯罪学者であるツイスト博士を探偵役とするシリーズの1冊である。

柄刀一の解説によると作者が「フランスのディクスン・カー」と呼ばれているらしく,探偵役のツイスト博士もそもそもはじめはギデオン・フェル博士を意識して書かれたようだ。

フランス人がイギリスの犯罪学者やロンドン警視庁のハースト警部を主要キャラクターにして作品を書くというところに1つの「ねじれ」があるが,本書では4作中3作の舞台がフランスであるというところにもう1つの「ねじれ」が加わって独特の雰囲気を出している。

「舞台」についていうと,「赤髯王の呪い」と「ローレライの呼び声」はフランスでもドイツと国境を接するアルザスであり,どうやらそこはポール・アルテの出身地でもあるようなのだが,この地方独特の歴史が事件の背景として効果的に使われている。

アルフォンス・ドーデの「最後の授業」をご存知の方は多いだろうが,この地域を巡る複雑な事情はその時点以降も続いていたことを改めて思い出させられた。

ディクスン・カー的ではあるが,やはりカーとは違った雰囲気をもった,「フランスのミステリ」的なにおいのする作品である。

とさらっと書いたが,「フランスのミステリ」的なんてくくり方はしてはいけないのだろうな(笑)
ただ,「犯人がやたらと近い所にいる」部分に,英国やアメリカのミステリにないにおいを感じてしまったわけだ(というか,カラッとした解決にならない部分により多く感じているような気もする)。

もう少し読み続けたい作家である。

ポール・アルテの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ポール・アルテ)からごらんください。

Your Click Cheers Me Lot━━━━
にほんブログ村 本ブログへ       人気ブログランキング
このブログのRSSのURL →  RSS 
━━━━━━━━━━━━━━━━

楽天ブックス





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/01/21 01:33:40 AM
[読んだ本(ミステリ・海外)] カテゴリの最新記事


PR

Category

Favorite Blog

有為転変 静流2495さん
風雅 風雅1100さん
やっぱり読書 おい… ばあチャルさん
フォッカーといえば・… ベローソフさん
とりあえず知っとけ! Aokageさん
harumiffyのMiffy… harumiffyさん
日々のあぶく? kiyuさん
未定の予定~ラビ的… みっつ君さん
ちゃっちゃんの大冒険 ちゃっちゃん♪さん
fukusukeloverの日記 fukusukeloverさん

Recent Posts


© Rakuten Group, Inc.