まあぼの交差点

シャンディ教授シリーズの最終作であろう，

シャーロット・マクラウドの「牛乳配達退場」（Exit the Milkman，1996）

を読んだ。

背が高く，大食いであるにもかかわらず痩せていて，地味な酪農管理の教授であるジェイムズ・フェルドスターが，「スカーレット・ランナーズ」の集会に行く途中で高級車に拉致されて消えてしまい，翌々日彼の妻＆シャンディ家の隣人＆嫌われ者であるミレールが血だまりの中で死んでいるのを発見される……という話。

以下は，シリーズを読んでいないとほとんど理解できない内容だと思います。

カトリオーナが出てきて「道に迷う」という才能で大活躍をしたり，ウィニフレッドが「発酵させた液体」を飲む場面があったり，ダン・ストットやジョン・エンダーブルなどおなじみの同僚，さらにはトールシェンド・スヴェンソン学長ももドアを破るという「力仕事」をこなしたりとかなりの「豪華キャスト」ではあったが，最後にするための布陣ではなかった……と思う。

財閥の長に納まってしまったジムも，１か月後には再び講義をすると約束しているし，オッターモールも未だにパトカーなしの状態だし……（笑）

う～ん，続きが読みたい……（微苦笑）


シャーロット・マクラウドの作品についての日記は，フリーページ　読了本（海外）　（シャーロット・マクラウド）からごらんください。


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