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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:読んだ本(その他・海外)
レックス・スタウトの「苦いオードブル」(Bad for Business,1940)を読んだ。レックス・スタウトの作品のネロ・ウルフ以外の探偵として,「手袋の中の手」(日記は→こちらから)にはドル(シオドリンダ)・ボナーが登場したが,今回登場するのはテカムス・フォックス。 ドル・ボナーは本作でもちょっとだけ登場するが,シルヴィア・ラフレーと共同経営する探偵事務所は好調なようで,ヒロインのエイミー・ダンカンはそこの調査員として働いている。 事件の舞台はエイミーの伯父アーサー・ティングリーが経営する瓶詰めオードブルの会社。 大手食品会社からの買収話,会社の製品にキニーネが混ぜられる事件,怪しげな経済思想組織にのめりこむ経営者の養子などの複雑な事情を抱えた中で,アーサー・ティングリーが殺され,エイミーが疑われるような状況になる。 彼女を助けるナイト役を務め,事件の真相を突き止めるのがフォックス探偵だが,ネロ・ウルフと違い,女性に優しく,警察との関係も良好で,なかなかかっこよい。 犯人はすぐにわかってしまったのだが,エイミーの心を射止めるのが彼ではなく,食品会社のやり手の副社長レナード・クリフだったというのも微笑まくて,楽しく読めた。 ちなみに,あまり出番はなかったがスキナーはネロ・ウルフのシリーズにも登場する地方検事,ドルとレナードが話をしているのをエイミーが見た「ラスターマンズ」はウルフお気に入りの店である。 レックス・スタウトの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (レックス・スタウト)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/12 08:15:21 PM
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