今日の美味しいもの

入院から5日目、ついに手術（？）の日

入院5日目と言えば、当然お風呂も5日間入っていないわけで
このジメジメと暑い季節に5日間はきついです
体は毎日看護婦さんが拭いてくれますが、頭がかゆいし汗臭い
で、手術前に美容室（院内にあるの）に行こうとガラガラしてたら看護婦さんが洗ってくれました
看護婦さんってとっても忙しそうなのに、こんな事までしてくれるんですね
看護師・医師不足が叫ばれて久しいですが　ここもご他聞にもれず
看護師さんが不足気味みたい、ナースコールしてもなかなか来ないので
ガラガラと点滴引きずりながら、良くナースセンターへ出向きましたよ
私は半病人で、ご飯食べられない以外は痛みもなく普通に元気でしたからね

ここの看護婦さんは若い方が多く、みなさんとても優しくて感動でした
特に私の担当看護婦さんは、優しい上にとても可愛くて
日に数度　この看護婦さんが巡回に来てくれるのが待ち遠しかったわ
残念ながら男性の看護師は一人もいなかったけど、内科だからかしら
以前別の病院にお見舞いに行ったら、男性看護師さんがいっぱいいて
びっくりしたの　外科だったからかもしれないけど　
力仕事とか率先しててきぱきやってくれてとても頼りになった
まあ、私はまだ男性より女性の看護師さんのお世話になりたいけどね
おばちゃま達は、男性看護師さんのが良いのかな　

午後になって１時半から待ちに待った手術　やっと
1時間もかからないと聞いていたのに　気づいたら、病室のベッドで夜の7時半
あとで先生に聞いた所によれば、途中で麻酔が切れて相当暴れたらしいよ
で、麻酔を足し過ぎて効き過ぎたということなんでしょう
7時半に一瞬目覚めて夫と会話したけど　その後すぐまた眠りに落ちて
目が覚めたのは夜中の12時　どうすんのよこんな時間に・・怖いじゃんか

でも、手術での麻酔ってすごいのね　点滴に入れられちゃうから痛くもないし
　　先生「眠くない」　　　　　おじゃ「眠くないです」　
　　　　　　数秒後　　　 先生「眠くないの」　　　 おじゃ「全然」
で突然ぷっつり記憶は途切れ、いきなり次の場面が病室での7時半、夫との会話

なんだか眠い・・とかもまったくなくて一瞬で落ちたよ、もうびっくり
もしこれが大きな手術で万が一失敗なんてあっても
本人はいつ眠ったかも知らないまま痛いも苦しいもなく　逝ってしまうんだなぁ
と、ちょっと不思議な感覚になってしまった
もしかすると、もっとも楽な逝き方なんじゃないかなぁ・・なんてね

ちなみに、12時に目覚めたけどまだ少々麻酔が残っていたのか
ちゃんと朝まで眠れて良かった　実はすっごい臆病者で一人で寝られないのね
だから当然　一人旅とかも憧れるけど絶対無理
もちろん病室も大部屋、入院中一番恐れていたのが夜中に眠れなくなること
だから昼間どんなに暇でも絶対昼寝とかしなかったしね
でも、安眠できたのは今日が最後　残り二日は悪夢が待っていたのだ