カテゴリ:日常の諸々・・・
夏は麦茶だ。
定番だ。 麦茶の香ばしい香りが大好きだ。 麦茶を飲むと夏の昼下がり、セミしぐれ、 麦わら帽子に虫取り網を持って走り回った 遠い遠い昔を思い出す。 母が冷蔵庫で冷たく冷やしてくれてた麦茶。 夏休み、朝のラジオ体操から帰ってきたときの一杯の麦茶。 木陰で汗をぬぐいながら飲んだ麦茶。 遠い遠い昔の思い出。 窓から差し込む夏の日差しと対照的に薄暗い部屋。 ちょっと湿気を帯びた畳のニオイ。 動かなくなった目覚まし時計。 幼少を過ごした家で見た断片的な記憶の映像がよみがえる。 麦茶はそんな過去を思い起こさせてくれる不思議な飲み物。 母にせがんで買ってもらったラムネも 父が買ってきてくれたミリンダも 麦茶には叶わないのさ。 縁側に腰掛けて一気に飲み干した一杯の麦茶。 それだけで元気が出るんだ。 ここで終わればきれいにまとまるのだが・・・ 我が家は麦茶ではなく、プーアール茶なのだ。 嫁の実家の習慣だ。 プーアール茶はクセがあって少し濃く作ると苦くて渋い。 最近では慣れてきたが、なんでこんなモンを飲むのだろうと 不思議だった。 今日も暑かったから「これからは麦茶も作ろう」と嫁に言ったら、 麦茶は飲み慣れてないから好きじゃないって。 一言で「却下」だ。 相手の不快な気持ちを察する能力はない。 なんでも「実家」を引きずる嫁。 「実家」のやり方を捨てないのだ。 ここは実家の「出張所」か?おい。 まぁ嫁の親はここを「実家の別荘」だと思っているから しゃ~ないけど。 親が親なら子も子なのだ。 それを嫁はまったくわかってない。 結婚てのは息苦しい。 歩み寄ろうとしないのが息苦しい。 今年からは自分で自分専用の麦茶をつくって飲もう。 麦茶の思い出は嫁とは共有できないのだから・・・。 明日麦茶を買いに行くのだ~~~~~ そう考えただけで気分はウキウキ。 どこに行こうか、どのくらい買ってこようか、 専用のボトルも必要だ。 勝手に飲まれないように鍵がかかるボトルはないものか。 明日から麦茶ライフが始まるのだ~~~~ そうそう、このブログ、嫁さんも読んでる。 コソコソ読んでる。 夜「もう寝よう~」と誘うのは止めてね>嫁さん 日付が替わる頃が一番気持ちが乗る時間帯なのだから・・・。 毎夜毎夜断るのも良心が痛むのさ(爆) 深夜という時間は自分を取り戻す貴重な時間なのだ。 麦茶~~~~~~~~~~~~ 待ってろよ~~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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